2012年 07月 11日
マンマ・ミーア!@ロンドン
前回、前々回の続きです。
第三位のマンマ・ミーアは、ABBAの曲とお母さんたちレディース三人組のパワーが印象に残りました。残念ながらリアルタイムでは聴いていないものの、ABBAの曲と言うとドラマやバラエティーのBGM等テレビの様々なシーンで使われていたり、会社でカラオケに行くと先輩が歌っていたりで、気づくと馴染みのあるものが多くなっています。一度耳にすると、覚えやすいメロディーばかりですし。ミュージカルで知っている曲が立て続けに流れると、嬉しくなってきます。隣りにすわっていたおばちゃん(推定50代?)なんか、嬉しさのあまりノリノリで、ずーっと小声で一緒になって歌ってました。...歌詞は概ね正しかったものの、すさまじく音痴で調子っ外れなので正直ちょっと迷惑でしたが。
お母さんたち"Donna and the Dynamos"はとにかくパワフル。以前ほど若くないかもしれないけど、太ったりボディラインがゆるくなったかもしれないけど、でもわたしたちはまだまだいける!十分魅力的なんだから!と歌で踊りで、全身でメッセージを発していました。筋書き自体、三人にそれぞれ新しい恋人を出来るという現役感を押し出したものですが、女優さんたちのほとばしるようなエネルギーから、そのメッセージをより強く感じました。見てる方もポジティブな気持ちになるような、元気さです。
お母さんたちの方が出番が多いということもありますが、娘たち三人組の出番のときと比べると、存在感とかパワーが全然違いました。迫力負けというか、貫禄負けというか。
ベテランならではの味ってあるなあとしみじみ感じる舞台でした。
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by monisha
| 2012-07-11 21:54
| 舞台