旅、ときどきネコ

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個人旅行、一人旅大好き。デジタル一眼レフによる旅先の思い出を中心に時々ネコの写真です。09年11月から半年間はドイツ滞在記をupしていました。

ドイツの冬の味

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クリスマスマーケットに出店しているお店は街ごとに少しずつ異なります。モンシャウでははちみつが名物なのか、蜜蝋で作ったろうそくを売っている屋台がちらほら。くるみ割人形やクリスマスピラミッドなど、木製玩具の故郷ザイフェンにほど近いドレスデンでは、そういった木製玩具や天使、オーナメントなど木製品を売っている屋台が多数。くるみ割人形なんてドイツ全土で買えるのではと思っていましたが、バラエティーは圧倒的にドレスデン、しかもデパートではなく屋台の方が上でした。

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どこのクリスマス市でも必ず売っているのがグリューワインとホットドッグ。クリスマスシーズンのドイツの定番、グリューワインをご紹介します。

グリューワインは、温めた赤ワインに砂糖やスパイスを加えたもの。英語ではmulled wineとも呼ぶそうです。シナモンとクローブはどこのワインにも入っていますが、あとは地域やお店によって様々。オレンジの香り高いものもあれば、レモンが入っていて酸味があるものも。レシピを検索してみたところ、カルダモン、ジンジャー、オールスパイス、ナツメグ、スターアニスなど、グリューワインに入れるスパイスは様々です。上等のワインを使う必要はない、というのは共通の認識です。家庭でも簡単に作れるよう、オレンジピールやスパイスがパックに入ったものもスーパーで見かけました。日本でもお正月のお屠蘇用に薬草パックが売られているのと似ているような。

これまで飲んで一番美味しかったのは、会社の会長宅にお招きされたとき、ライン河を見下ろす凍えそうに寒いベランダで、飲んだ熱々のグリューワインです。普段は一杯飲んだら酔いがまわってきますが、このときは四、五杯飲んだように思います。アルコールが少し飛び、身体が冷えかかったところで次のワインを、というサイクルが出来てしまいました。会長夫人からも「あら、カップが空ね。もっと飲んで!」と何度も勧められるので、断れませんでした。とにかく寒かったから温かいものが美味しかったのかもしれませんが、オレンジの香りが辺りに漂っていていい気分だったのを覚えています。

しかし、同僚のKatherineに屋台によってグリューワインの味って違うね、と話したところ「二杯目以降はどれも同じ味(笑)」と言われました。たった一杯しか飲まないなんて邪道のようです。やっぱりヨーロッパの人はお酒に強いなあと感心しました。

冬のドイツでは、みんなでクリスマスマーケットに行き、白い息を吐きながらグリューワインをすすりながらおしゃべりを楽しむというのが定番のようです。日本でいうと、夏祭りにみんなでたこ焼きをつつくようなもの?素敵な習慣だなあ、とうらやましいです。

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by monisha | 2009-12-02 16:47 | ドイツ生活