旅、ときどきネコ

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個人旅行、一人旅大好き。デジタル一眼レフによる旅先の思い出を中心に時々ネコの写真です。09年11月から半年間はドイツ滞在記をupしていました。

ブラッセル小旅行~その4

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三点ともE-620/ Vario-Elmar 14-150mm F3.5-5.6/ Rough Monochrome AKA Grainy Film filter
ルイーズにあるティファニーショップとトラムを待つ人をラフモノクロームで撮ってみました。モノクロにして思いっきりプラス補正をかけると、まるで20世紀初頭の風景のよう。写真って本当に面白いです。ルイーズは東京で銀座のような場所です。
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もうすぐマーケットが終わるまでぶらぶらしようかな、とキョロキョロしているとおじいさんと目が合いました。
「アナタハニホンジデスカ」
え?こんなところで日本語?何語で答えればいいかわからなかったけれど、英語で答えました。ええ、日本人です。
「ワタシハコットウヤデス。グラースデス」
ここから英語と日本語がちゃんぽんになった会話が始まりました。

おじいさんは日本に五回ほど行ったことがある。最初はシベリアから行った。大分で温泉に入った。岐阜では鵜飼いを見た。かなりマニアックな日本を体験している模様です。
今日はオークションの帰りに広場に散歩に来た。自分はアンティークガラス店をしている。日本のガラスも素晴らしいが、ヨーロッパのガラスばかり。江戸切子も薩摩切子もよい。
ここで、おじいさんは名刺をくれました。しかし、営業時間は14-15時だけ。日曜はお店は閉まっているんですか?いいえ、店はいつも開けているわけではありません。客から電話をもらったときだけ開けています。
ところで、あなたはどこにお住まい?ほう、○○ですか。ドイツだと、ケルンにはオークションでよく出かけていますよ。

オークションでの買付け多数。電話をもらったときだけ店を開ける=自分で営業をする必要がなく、客の方からアプローチする。江戸切子に薩摩切子を知っている。…ひょっとしてこの方、アンティークガラス業界では大物なのでは?
次にブラッセルに来たときは電話をください。店に案内しましょう。名刺には店の番号しか載せていないので、自宅番号もお知らせしましょう。
スラスラと名刺にご自宅の電話番号まで書いて頂きました。どんなに素敵なガラスが置いてあるんだろうとお店を見てみたい気はとってもしますが、とてつもない値段なのではと怖い気もします。買えない値段だからと遠慮したところで、ムリに売りつける人では決してないとは思いますが。
この後コーヒーでもと誘って頂いたのですが、さすがに初対面の方といきなりお茶というのはどうかと思い、電車の時間があるからと丁重にお断りしました。どう見ても人のよさそうな紳士だったのに、ごめんなさい。
思いがけない出会い。一期一会。旅って、本当に色々なことがあります。
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by monisha | 2009-12-17 20:15 | Bruxelles