旅、ときどきネコ

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個人旅行、一人旅大好き。デジタル一眼レフによる旅先の思い出を中心に時々ネコの写真です。09年11月から半年間はドイツ滞在記をupしていました。

愛し恋しのインターネット

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E-410/ Vario-Elmar 14-150mm F3.5-5.6

12月28日現在、未だに自宅アパートではインターネットが出来ません。渡独から一ヶ月以上経ったのに、何故? 前回記事を書いてから、こんなことがありました。

プロバイダーから手紙が届く。12月9日午前中にそちらに伺います。ほう、思っていたより早い。その日は空けておかないと。平日なのが痛いが、まあ仕方がない。
手紙が届いてから数日後にプロバイダーから電話。
「お客様の工事の日程が変わりました」
え? でももう半休とったのに!
「新しい日程は郵送にて再度ご連絡いたします」
あー、もう。なんていい加減な。半休を早速キャンセル。数日後、郵送にて日程などが届く。12月14日午前中がX-day。

12月14日、午前中。
朝の8時には朝食も着替えもシャワーも何もかも終え、スタンバる。まあ、まさか8時ジャストに来ることはなかろうと寝室で本を読んだりゴロゴロしながらしばし待つ。10時前。そろそろ来てもおかしくなかろうと、そわそわしながら台所へ移動。ご飯を炊くときにうっかり焦げつかせてしまった鍋をこすりながら更に待つ。11時過ぎ。まだ来ないの??いらいらしながら居間へ移動。ソファーに横になり、コートを布団代わりにしながらふて寝。12時。結局誰も来なかった。万が一、と思いながらあと30分一応待機。

12月14日、昼。
会社に着いて、メール等をチェックしてからプロバイダーへ怒りの電話。どないなっとんねん!!朝の8時から4時間ずーっと待たされた挙句、誰も来-へんとはどういうこっちゃ。今回のアポイントメントは既に二度目やで!
「我々の記録では、ドイツテレコムの技術者がお宅へ伺ったことになっています」
は?
「お宅へ伺いましたが、どなたもいらっしゃらなかったので引き返したそうです。」
チャイムの音なんて一度も聞いていませんが。
「お宅様のドアにはお名前が表示されていますでしょうか」
いいえ、安全のためポストにしか名前は出していません。しかし、ドアのところでベルが鳴れば絶対に聞こえたはずです。
「そうですか。とにかく、技術者からはどなたもいらっしゃらなかったと聞いております。ポストに不在通知を入れたそうです。では、次回の予約をもう一度お願いいたします。このようなことがないよう、携帯電話の番号をお知らせください」
わかりましたよ、次回は行き違いがないようにドアを開けっ放しにしてお待ちすればいいんでしょう。ドイツの携帯なんて持っていません。とりあえず、金曜は一日中いないので来週の月曜に再度予約をお願いします。




12月21日、午前中。
今日こそは本当に来るんだろうか。疑いつつも、とりあえず8時から待機。ドアに靴をはさみ、少し開け玄関が開いたら絶対に見える居間で待機。玄関から隙間風が入ってくるせいか、寒い。ダウンコートを布団代わりにしながら、うとうと。10時過ぎ。玄関と階段の方から音がする。これってそう!? コートを脱ぎ捨て、玄関へダッシュ。すると、モップを持ったおにーさんと目が合う。
「は、ハロー」
違った。掃除の方か。眠気も覚めてしまったので、本を読み始める。『きみがぼくをみつけた日』のタイトルで映画化されたTime Traveller’s Wifeは読みやすいし面白いものの、玄関が気になって最初は話にのめりこめない。そう言いながらも、読み進めるうちに本に夢中に。しばらくして時計を見ると、もう11時半。今回も来ないような気がしてならない。諦めの心境。しかし、腹立たしいものの驚きがないのは何故?

12月21日、午後。
結局来なかったので今回も会社に着いてメールをチェックしてからプロバイダーへ電話。
もしもし。
「グーテンターク。Xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx」
英語は話せますか。話せない?そうですか。それではどなたか英語の話せる方から折り返しお電話をいただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。
二時間経過。まだ折り返しかかってこない。再度電話。
もしもし。今日の午前中、ドイツテレコムの方がうちに来る予定でしたが、どなたもいらっしゃいませんでした。前回も四時間待機しておりましたが、どなたもいらっしゃらなかったのですっぽかされたのは今回で二度目です。何故このようなことが起こったのか理由をご説明ください。
「…わかりました。担当部署におつなぎしますので少々お待ちください」
保留音になりしばし待つものの、途中で電話がブチっと切れる。ムキーーーーーー!!!いい加減にせんかい!!
あまり仕事をおろそかにも出来ないし、仕事を区切りのいいところまで進める。約一時間後にまたしても電話。
もしもし。本日、そちらへお電話させて頂くのは三回目です。これこれこういう事情で、わたしは全くハッピーではありません。状況をご説明いただけますでしょうか。そして、直ちに次のアポイントメントを入れてください。
「お客様の記録をお調べしましたところ、ドイツテレコムの技術者はお宅に伺ったことになっております」
は? だからぁ、ドアを開けてたけど誰も来―へんかったって言っとうやろ!
「電話回線の工事には必ずしもお宅の中に入る必要はございません。前の住人の方も電話回線を利用していた場合、回線を切り替えるのみで済みますので」
ほな、わたしが家にいる必要は最初からないやん!
「本来ですと、工事が完了した後にお宅に伺い回線を確認するはずなのですがその手続を怠ったようです。確かにお客様にその旨お伝えするべきでした」
だったらなんなん?もうインターネットが使えるってこと?
「ええ、モデムと電話回線とお持ちのコンピューターをつないで頂ければ大丈夫です」
モデムってどこ?
「最寄の弊社ショップまでお越しください。本日は19時まで営業しております」
そういうことは全部最初から言えや!それでもネットがつながらんかったらどないしてくれるん?
「そのようなことはないはずですが、万が一の場合は弊社の技術者を派遣いたします」

12月21日、夕方。
会社を18時過ぎに出て、プロバイダーショップへ。店の方は一人のみ、客一人一人に時間がかかるため、順番がまわってきたのは店内に入ってから約20分後。モデムをください、と言ったところえらくあっさり渡してもらう。受取のサインは? 戸惑いながら帰宅しすると、中に入っているのはモデムとケーブル二本のみ。しかし、スプリッターがなく、ケーブルの形状と電話口の形状が異なるためつなぐことが出来ない。今度こそと思っていたので、えらくガッカリ。明日必要な部品を買いにいくことにする。

12月22日、昼。
同僚のAliceにこういった部品はどこに買いに行けばいいか聞いたところ、ショップへ行って状況を説明すればいいのではと言われる。たしかに、自分で闇雲に探すよりはその方が効率的かも。市内で働いている人だったら、そういった電化製品を扱っている店も知っているだろう。昼休みにプロバイダーショップへ。
昨日と同じおねーさんがショップに。しかし、また一人きり。前にいる客は二人だけだし、なんとか昼休み内には終わるだろう。しばし待ってからわたしの番に。
昨日伺ったものです。電話線がこういう形(デジカメ写真を見せる)なんですが、昨日頂いたモデムではつながりません。何が必要なんですか?
「昨日渡したモデムはどれ?スタンダード?プレミアム?」
…え?二種類あったんですか?よくわかりませんが、茶色の箱の分です。
「…ったく。スタンダードよ。だーかーらー、このケーブルをこれに挿せばいいの!」
そうおっしゃっても、今見せて頂いたケーブルはわたしが頂いたキットに入っていません。
「じゃあこれを持っていけば?」
忙しくて腹が立っているのかよくわからないが、とにかく感じが悪い。必要なものがそろってないのに正しくつなげるわけがなかろう。っていうか、最初から全部渡してくれればわたしだって二度も来る必要はなかったのに。釈然としないながらも、店を出る。

12月22日、晩。
昼にもらったスプリッターとケーブルを電話回線のところへ持っていってトライ。おお、はまった。モデムにもこれでつながった。理論上はこれでOKのはず。コンピューターの電源を立ち上げ。インターネット接続ウィザードを実施。しかし、上手くいかない。付属のCDを挿入。やっぱりダメ。モデムには電源とLANランプは点いているものの、DSLランプはつかない。接続が上手くいっていないか、そもそも工事が上手くいっていないとか?これだけ待たされてこの結果。もう、なんなん?呪われてるわ。

12月23日、昼。
もしもし。お電話するのは何度目かわかりません。御社ショップでモデムを頂いて接続したものの、インターネットにつながりません。DSLランプが点かないので、電話回線の問題かと思うのですが。
「それでは、テクニカルサポートへおつなぎいたしますので少々お待ちください」
「お電話代わりました。なるほど、DSLランプが点かない。他のランプはいかがですか?コンピューターの状況は?」
今、自宅にいないんです。それより、御社の技術者の方を派遣していただけますか。
「その場合は最短でも来週の月曜になります。携帯電話をお持ちでいらっしゃいますか。ご自宅からこの電話へかけて頂ければご一緒に問題を解決することができますが」
携帯はありません。
「こちらの番号はフリーダイアルですので、どうぞお気兼ねなく」
そういう問題ではなく、携帯を持っていないんですって。
「お電話の場合は本日ですと22時、明日も12時まで受け付けております」
…じゃあ、携帯を入手できたらかけてみます。でも、保険をかけたいので技術者の方の予約もお願いします。
「かしこまりました。それでは来週月曜。午前と晩のどちらがよろしいですか?かしこまりました。それでは、16-22時で承りました」

12月23日、午後。
以前から会社に頼んでいた、ドイツ国内用携帯電話がよく考えたら今日から借りられるはず。担当部署にメールでリマインダーを送る。”今日退社する前に、わたしの部屋に寄って携帯電話を渡して頂けますと幸いです。今晩から使いたく存じますので、何卒よろしくお願いいたします”
ひょっとして、今晩からようやくインターネットが出来るようになる?

12月23日、夕方。
17時過ぎから社内の人がどんどん退社していく。
「じゃあね!」「来年また!」
こんなに早くいなくなるの?…は!携帯電話担当の人はもう帰っちゃった?メールソフトのロータスノーツを確認すると、社内にいるというマークが消えている。慌てて、地下階に行くとその部署には誰も人がいない。もう帰ったんだ!メールを出しておいたのに…。プロバイダーがいい加減なのはわかるが、社内の人まで?休暇前に面倒なことを頼んだわたしが悪い?もっと早くに携帯を入手しておくべきだった?あー、うー。

ということで、ドイツへの半年以内の短期滞在を考えている方。もしこのブログを読んでいたら、アパートは最初からネットが使えるところを選ぶことを強くお勧めします。家具付の”ready to move in just with a suitcase”アパートの場合、無線LANが使えるところは探せばそれなりにあると思います。わたしが住んでいる街は人口30万程度、田舎ではないけれども大都会では間違ってもない規模ですが、それでもそういった物件はありました。アパートを探す際、湯船付のバスルームは優先順位の2番か3番くらいにしていました。今思うと、それよりインターネット!”Internet can be activated”という文言にすっかり騙されました。

インターネットがないと本当に不便。特に、旅行に行きたいときがそうです。電車の時刻表も調べられないし、オンラインで飛行機やホテルの予約をすることも出来ない。ブログの場合、文章は家や出先で書いてアップするだけでいいのですが、何か調べものをしたいときに困ってなりません。あと、誰かとメールでやりとりしたいときも困ります。スカイプも出来ないので、渡独してから日本にいる人と電話で話したことは二回しかありません。しかも、そのうち一回は仕事の電話。
会社に行くとネットが使えるので、まだよかったです。始業時間前や昼休み、帰宅前などにちょこちょこ使うことしか出来ませんが。

インターネットがない頃って、どうやって生活してたんだろう?もはや思い出せません。ああ゛、恋しのインターネット。同僚たちからは「帰国する頃にやっとつながるようになるんじゃない?」とからかわれています。本当に自宅からもインターネットにつながるようになるんでしょうか。本日晩プロバイダーの方が自宅に来る予定です。もしつながったら、早速ブログに報告します。わたしのために祈ってください。
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by monisha | 2009-12-28 16:52 | ドイツ生活