旅、ときどきネコ

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個人旅行、一人旅大好き。デジタル一眼レフによる旅先の思い出を中心に時々ネコの写真です。09年11月から半年間はドイツ滞在記をupしていました。

イタリア旅行3~ヴェネツィア編~MaxMara

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All 3 pics shot with E-620/ Vario-Elmar 14-150mm F3.5-5.6
水上から見リアルト橋

イタリアに来た目的のひとつはお買物。わざわざSaldiの時期を選んで来たんだからと、真っ先に向かったのはマックスマーラです。

初めてマックスマーラのコートを買ったのは四年前にイタリアに来たときのこと。憧れのコートがいくらくらいするのかと興味本位でお店へおそるおそる入ってみました。すると、すぐさま店員さんが。日本でもミニサイズのわたしのサイズなんかどうせあるわけなかろうと思いつつ聞いてみると、何種類かコートを出してくれました。すると、あらまあいけるではないですか。もちろん袖は直す必要があるものの、肩幅や背中はちょうどいい感じです。このとき迷いに迷って買ったのはごくごくオーソドックスな黒いコートとSportmaxのこげ茶色の立て襟のドレッシーなコート。両方とも今でも重宝しています。
日本ではとても手の出る値段ではありませんが、イタリア価格は元々日本より安い上セールで更に値が下がるので頑張れば手の届く範囲となります。

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MaxMaraのショップの外壁を飾るドラゴン(?)と傘。どういった意味があるのでしょうか。

「ボンジョールノ!」
お店に入ると、今回もすぐに店員さんが近寄ってきました。
「コートはどちらにありますか?」
「コートでしたら二階へどうぞ」
二階へ上がると、色ごとにコートがずらーっと並んでいます。一番多いのは黒です。
「どうぞごゆっくりご覧ください。ご希望のものがあれば、サイズを確認いたしますので」
あー、何色でどんなコートがいいだろう。
「あのー、このコートはサイズがありますか?」
「…少々お待ちください。…….申し訳ありません、そちらのデザインはございませんがこちらでしたら38号があります」
「ああ、そのコートもいいですね。このデザインはありますか?」

こういったやりとりを繰り返すうちに、おねーさんはお店中の38号コートと小さ目の40号コートを持って来てくれました。その数、8、9着。
「とりあえず、お召しになりませんか?着てからどのコートにするか決めましょう」
一人ファッションショーの始まりです。一番顔映りのよかったオフホワイトは小さいサイズはなし。マックスらしいキャメルのクラシックなコートはわたしの肌色に合わず。ファッションショーに出品されたという襟元がお洒落なグレーは大きすぎ。帯に短し襷に長しです。
「この黒いいと思わない?」買う予定のなかった母の方があっさり決まりました。わたしには若干大きかったコートが母にはピッタリです。デザインもちょっと悔しいけどわたしより似合っています。

やっぱり一番似合ってたのはあのコートやな。派手すぎるんちゃうか?でも、顔映りもデザインもよかったし…。年齢を考えるとあんまり長いこと着られへんような気もするけど…。
実は、着てすぐに気に入っていたコートがありました。それは、ラグラン袖の真っ赤なAラインのコート。六つの黒ボタンと後ろのベルトがアクセントになっています。赤といっても、朱でなく真紅です。
そういえば5、6歳のときに着ていた大好きなコートも真っ赤でした。襟元に祖母に買ってもらった1500円の金のゾウさんブローチを付けていたっけ。20年以上経っても好みって変わらないのね。
「このコート、あのゾウさんコートにそっくりやね」
おお、母も同じことを考えていたとはさすが親子。
「可愛いけど、長くは着られないやろね」
わかってるって、そんなこと。でも気に入ったってことが一番重要じゃない?今より若くなることはありえへんのやし、好きなものを着られるうちに着ておかんと。母のおかげ(?)で却って決心がつきました。

「これ、お願いします」
「グラッツィエ。ではお会計は一階です」

ほとんどのコートは20-30%オフになっていました。このコートは375ユーロ。何着も、何回も試着しましたが、嫌がらずに愛想よく対応してくれたおねーさんは、とても感じのいい方でした。日本で9号の方だったら、saldiでももうちょっとサイズが残っているかもしれません。

結局一時間弱お店にいました。

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霧の濃い朝でした。
霧が漂うと非現実的な雰囲気が漂うように思うのはわたしだけ...じゃないですよね。
見慣れた風景も一枚ヴェールをかけると知らぬ顔を見せ、見慣れない風景はますますミステリアスに見えます。
濃霧の中運転しないといけない方にとってはそれどころじゃないでしょうが。


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追記:このとき買った真っ赤なコートです。
色は派手かもしれませんが、形自体はオーソドックスなものなので、母の予言ほどは寿命が短くないように思う...というか、期待しています。
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by monisha | 2010-01-26 08:13 | Venezia