旅、ときどきネコ

cestopis.exblog.jp

個人旅行、一人旅大好き。デジタル一眼レフによる旅先の思い出を中心に時々ネコの写真です。09年11月から半年間はドイツ滞在記をupしていました。

イタリア旅行9~ヴェネツィア編~ディナー

c0229234_4194618.jpg
E-620/ Vario-Elmar 14-150mm F3.5-5.6
夜のヴェネツィア

「ちょっと早いけど、ごはんを食べて今日はもう終わりにしようか」
なかなかアクティブな一日だったので、早めの夕飯に行くことにしました。ガイドブックを見ると、ゴンドラ乗場の近くにはセンピオーネというリストランテがあります。
「じゃあお店をのぞいたりブラブラしながらお店の方向に行こうか」
近くの画材屋さんではネコが喜劇の登場人物のコスプレをしたポストカードを発見。時代衣装ぷらすネコ好きとしては買わずにいられません。

なるべくゆっくりしようとしたものの、すぐにレストランのあるあたりに着いてしまいました。
「この地図によると運河に面しているからこの辺りのはずなんだけど」
キョロキョロしますが、それらしき建物はみつかりません。おかしいなあ。更にキョロキョロします。地図によると川がこうあって道はこうなっているからレストランはこっちの方向で...。
「あった!」
看板が見えました。…でも開いてる気配がない。真っ暗だし、メニューが外に出ていません。それどころか、窓にはシャッターが降りています。
「あかんわ、ここも休みやね」
「で、でも18時半開店って本には書いてあるから、まだ影響時間になってへんだけちゃうか?きっとあと何分か待ったら開くって」
「そんなはずないわ。だって窓に古新聞が張ってあるし」
「...ひょっとしたら、窓ガラスの掃除したあと張りっぱなしかもしれん」
「そんなわけないわ」
わたしとしては営業時間じゃないだけ説を唱えたいのですが、正直なところ窓に古新聞といのは確かに不自然です。
「......。うー、一日に二軒も閉まってるなんてぇ。めっちゃショックすぎるわ。ごめんね、ここまで連れてきたのに」
「いーえー!ガイドブックを一生懸命見てお店を探してくれたのに責めるだなんてとんでもない。それより、ガッカリしているのが可哀想やわ」

わたしは集中力があるといえばよく聞こえますが、思い立ったらそれしか見えなくなる性格。メンコをつけた競争馬状態というか、猪突猛進というか。だから「ごはん食べる!○○で!料理は●●にする!」と一度スイッチが入ったら実現するまでそのことしか頭にありません。目標達成するといとも幸せな気分になりますが、なんらかの事情で頓挫してしまうとかーなりガッカリしてしまいます。最近は「でもおかげでこういういいこともあったよね!案外いい方向に転んだなあ」となるべく前向きに解釈するようにしていますが、やはり元の性格は性格。この日はランチのイカ墨パスタとディナーの定番ヴェネツィア料理、ダブルにアウト。へこんでいました。

「とりあえずホテルの隣のお店に入ろっか。もう今日は疲れたことだし」
「そうだね。......そうだ、イタリアに来たんだからまずい食事にはそうそうあたらないよ、きっと。それに外観からすると良さそうな感じだし。食べ終わったら一分で部屋に戻れるのもいいね!」
無理やり前向きですが、言い聞かせるうちに本物になります。

そうこうして行ったホテルのレストランはなかなかの味。一人一万円程度と結構なお値段でしたが、ヴェネツィア全体の物価を考えると仕方ないかもしれません。

最初に頂いたのは食前酒のベリーニ。桃のジュースとスパークリングワインを混ぜたものです。

c0229234_4204546.jpg前菜はクモガニのサラダ。食べやすく身をほぐしてあるところにレモンと黒胡椒のアクセントが効いています。

c0229234_422736.jpgお次はアーティチョークのサラダ。アーティチョークはそれ自体に味があるものではありませんが、歯触りとほのかな風味がお洒落です。

c0229234_4225482.jpgメインはシーフードのスパゲッティとこのシーズンならではの白トリュフのリゾット。

c0229234_4231247.jpg白トリュフは黒よりも更に高級な食材だそう。最初は量が少ないんちゃう?と正直思いましたが、いざ食べてみると十分お腹がふくれました。味が濃厚なせいか、見た目以上のボリューム。リゾット前はデザートを食べるつもり満々でしたが、残念ながら諦めました。

お腹もふくれたしほろ酔い。いい気分でこの日を終えました。
[PR]
by monisha | 2010-01-31 04:27 | Venezia