旅、ときどきネコ

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個人旅行、一人旅大好き。デジタル一眼レフによる旅先の思い出を中心に時々ネコの写真です。09年11月から半年間はドイツ滞在記をupしていました。

ミュンヘン小旅行~その2

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All 3 pics shot with E-620/ Vario-Elmar 14-150mm F3.5-5.6
壁にドラゴン?
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少し離れて見るとこんな感じでした。

美術館は明日行くことにして、土曜は街歩きとウィンドーショッピング中心。19時半開演の舞台までゆっくり過ごしました。

バレエのチケットはインターネットでもちろん購入済みでしたが、ボックスオフィス(チケット売場)にチケットのピックアップに行かねばなりません。ドイツ国内の場合郵送も可とありましたが、売場をのぞいてみたいし、自分で取りに行くことにしました。

大抵の劇場のチケット売場は隅に設けたれている小さな空間で、映画館のチケット売場に似たような雰囲気。Bayerische Staatsoperの場合は、専用のガラス張りの建物が劇場の近くに設置されていました。
バイエルン国立歌劇場からは、お客さんを大事にしている印象が伝わってきました。立派な売場もそうですが、売場内にあるスローガン”Oper für alle”がその表れ。英語にするとOpera for all、つまり「みんなのオペラ」もしくは「みんなの歌劇場」ということです。学校などには遠足プログラムを用意しているそうで、参加募集ポスターと思しきものもあります。Youtubeでミュンヘン・バレエの練習風景を見たことがありますが、一般の方が練習公開日に撮影されたものだそうです。また、売場ではプロモーション用各種ポストカードが自由に持って帰れるようになっています。無料ポストカードといっても、厚めのカードをビニールコーティングしたかなり立派なもの。わたしがミュンヘンに住んでいて、こんなDMが届いたら嬉しいだろうなあ。ほいほい劇場に通いそうです。今シーズンのプログラムの紹介の冊子も立派。写真がふんだんに取り入れられたな四色カラーです。

いくらドイツといっても、多くの若い人には歌劇場というのは遠い存在のよう。オペラを見に行ったんだ、と同僚に言うと「culturalだね」とか「どうだった?」とはよく言われますが、「自分も好きなんだ」や「どこの歌劇場?演目は?」とはあまり言われません。その壁を少しでも縮めようと、いろいろと営業努力を行っているバイエルン歌劇場の意気込み、取組みに拍手。小学生に教育を行っても、すぐに効果は表れないことでしょう。自分でチケットを買うようになるのは、少なくとも十年は先のこと。それでも、全く接点がないのと遠い昔に経験があるのとでは、おおきな違いなのではないでしょうか。

ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」「ニュルンベルクのマイスタージンガー」「ラインの黄金」「ワルキューレ」、モーツァルトの「イドメネオ」など数々の名作が初演された由緒ある劇場なのに、伝統にあぐらをかかない姿勢。舞台が始まる前から好感を持ちました。もちろん、営業努力を行っている劇場は他にもあるのでしょうが、一観光客から見てもすぐにわかる…というのはあまりなかったように思います。

売場窓口の方も好印象。ラカッラさんの舞台が見られる嬉しさに、チケットを受取った瞬間満面の笑顔で「Danke schön!」と言ったわたしに、やはり満面の笑顔で「舞台、楽しみにしてたんだね。楽しんで!」と声をかけてくれました。

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バルコニーのデザインが美しいと思いません?
ミュンヘンのAltstadtは何気ない建物まで素敵でした。

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by monisha | 2010-02-11 06:26 | München