旅、ときどきネコ

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個人旅行、一人旅大好き。デジタル一眼レフによる旅先の思い出を中心に時々ネコの写真です。09年11月から半年間はドイツ滞在記をupしていました。

サマータイム

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E-410/ 40-150mm F4.0-5.6
日本の夏といえば、まぶしい太陽の光。2008年8月撮影、六甲高山植物園のカノコユリです。
E-620を買ってからは410を持ち出すことはほとんどなくなりましたが、改めて見ると好みの色合いです。華やかだけど、派手すぎないというか。
周りの花の紫もきれいに再現されています。


二月の頭からずーっとアパートの真ん前の道路で工事中です。帰宅する頃には終わっているので終業時間はわかりませんが、朝は七時頃から作業開始しています。騒音といえば騒音なのですが、寝起きの悪いわたしにはよい目覚ましとなってある意味助かっています。

今週月曜日、朝起きたときのこと。
ふと目が覚めると道路を掘り返す音などがしました。ああ、もうこんな時間かと腕時計を見ると六時半。なんだ、まだ早いじゃないかと寝直しました。
結局起きたのは七時十五分です。八時半に家を出れば十分会社に間に合うので余裕の時間帯です。なんや、今日は朝なのに珍しく慌しくないなあ。わたしもやればできるんやなあ。コンロを磨いたり、掃除機をかけたり、普段だったら朝しないようなことまでする有様です。

そうこうして家を出ると、なんだか変です。理由はわからないのですが、空気が違う感じがします。理由を考えてみました。
1.いつもはこの時間に聞こえるはずの教会の鐘の音がしない。
2.すぐ裏にある小学校に子どもの姿が見えない。
首をかしげながらランチを買いにパン屋さんに入ってたところ、いつもと品揃えが違います。種類が多い…。1.5倍とは言わないけど、1.3倍くらいはありあそうです。

読まれている方はとうにお気づきですよね。
わたしは駅の裏を通ったときにようやく気づきました。いつも目印にしている時計を見ると、今は九時前ではなく十時前。ちょ、やだやだ、わたし早起きしたと思って思いっきり寝過ごしてたんや!!なんてアホな…。いや、ちょっと待った。腕時計はたしかに九時前。目覚まし代わりの携帯も九時前。……そうか、サマータイムや!!!

結局会社は思いっきり遅刻。社会人なのに恥ずかしいです。タイムカードはないし、今日は朝の打ち合わせもなかったのでバレていないといえばそうなのですが、そういう問題ではありません。それにしても、なんとなくいつもと違うことに気づいたわたしは鋭いのか、道路工事がやたら早い時点で気づかなかったのは鈍いのか。

「おはよ……ねえ、サマータイムっていつから始まったの?」同室のNinaに訊いてみました。
「え?…ははーん、そういうことね。土曜から日曜にかけてよ。一時間進んだわ」
「ふーん、そうなんだ。わたしはついさっき気づいてめっちゃ驚いた。日本では一年中同じ時間でねえ」ちょっと言い訳してしまいました。
「サマータイムって実はcontroversialなのよ」意見がわかれるところ、という意味です。
「ふーん。全国の時計を変えるのが面倒だからとか?」
「それもあるけど、一番の理由は思っていたほど省エネになっていないからかな。明るい時間が増えて電気を使う量が減ると思われてたんだけど、近年になって実は逆効果で電気の消費量がむしろ増えていることがわかったの」
「でも、帰宅する頃にまだ明るいって嬉しいよね」
「ホント、その通りね」

夏のヨーロッパは日が長い、とよく言われます。日本より緯度が高いから、というのはもちろんありますがサマータイムの一時間も大きいように思います。少々ググってみたところ、七月の日の入りは19時頃。日本でもサマータイムがあれば20時にあたりますので、20時前まで明るいとなると相当印象が変わりますよね。
でも、日本の夏といえば花火。さっさと暗くなってくれないと、夜空に花火が映えません。それに、あの蒸し暑さ。熱帯夜もありますが、多くの場合夕暮れ後は少々ましになります。日本の場合、夏に明るい時間が増えると却って冷房の消費量が増えて非効率になってしまうかもしれません。

サマータイムは、西岸海洋性気候で夏の暑さが厳しくなく、太陽の光が貴重なヨーロッパだからこそ根付いているのではないでしょうか。
…しかしまあ、遅刻は恥ずかしかったです。しかも間抜けな理由で。衣替えの日に間違って古い制服を着てしまった中高生ってこんな気持ちなんでしょうか。と考えると、大人になってこんな思いをするだなんて貴重な体験です。
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by monisha | 2010-03-31 07:12 | ドイツ生活