旅、ときどきネコ

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個人旅行、一人旅大好き。デジタル一眼レフによる旅先の思い出を中心に時々ネコの写真です。09年11月から半年間はドイツ滞在記をupしていました。

クロアチア旅行3:空よりも青い海

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クロアチアにある七つの世界遺産のうち、今回の旅では五ヶ所に行くことができました。
自然遺産である、プリトヴィツェ湖群国立公園。文化遺産は、シベニクの大聖堂、トロギール、スプリットの歴史地区、ドブロブニクの旧市街。
行く前に一番楽しみにしていたのは、プリトヴィツェです。鮮やかな紺碧の湖の写真を見て、本当にこんな色をしているか、わが目で是非見たいとずっと思っていました。
実際行ってみて、プリトヴィツェは思っていた通り、いえそれ以上にきれいでした。川や湖は思っていたよりずーっと透明感があり、魚たちが素手でつかまえられそうなほどの水です。でも、目の当たりにしてみて一番心動かされたのは、ドブロブニクでした。

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去年再建されたばかりのロープウェイでドブロブニクのすぐ後ろにあるスルジ山に登ると、そこから見える風景は、映画か絵画そのものでした。
瑠璃色のアドリア海にぽっかりと突き出た、白い城壁に囲まれたオレンジの屋根の町並み。白い軌跡を描きながらスイスイその周りを通り過ぎる、何隻もの船。たっぷりと太陽の光を浴び、きらきらと照り返す海は、じっと見ていると眩しくなります。空は光が強いため彩度が低く、紺碧というよりは薄い水色。しかしおかげで、海の青さが余計に際立っています。海と空をぼーっと眺めると、水平線がわずかに丸みを帯びていることに気づきました。ちきゅーってほんとうにまるいんだあ。当たり前すぎるほどの知識ですが、実感したのは初めてかもしれません。

魔女の宅急便の舞台、いや紅の豚だ、どちらでもない、などいろいろと言われていますが、真相はどちらでもよくなってきます。ジブリの方がどなたか本当にドブロブニクを目にして舞台にしたのかもしれませんし、映画を見た後にドブロブニクを訪れた方が海に囲まれた町の姿を見て、舞台に違いないと思い込んだのかもしれません。ひとつ言えるのは、ドブロブニクを舞台にした作品があっても何の不思議もないということ。本当に本当に、夢のようにきれいな町です。芸術家や絵心が少しでもある人がこの地を訪れれば、さぞ創作意欲がかき立てられることでしょう。
英語版のドブロブニクパンフレットには繰り返し、劇作家バーナード・ショーの"those who seek paradise on Earth should come to Dubrovnik and see Dubrovnik”(地上の楽園を求めるものはドブロブニクに来たれし)という言葉が書かれていました。Paradiseという概念自体にあまり馴染みがないので心底共感できる...というわけではありませんが、この美しさ、とにかく来て見てほしいという気持ちはよーくわかります。

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ビザの会報誌を見て、この風景が見たい!!と思いましたが、スルギ山からはほぼ同じ光景を見ることができました。こちらの記事参照。
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この写真の右上に泊まっていたホテルが写っています。全室オーシャンビューの本当に素敵なホテルでした。

ドブロブニク観光の定番といえば、旧市街を取り囲む2kmの白い城壁の上を歩くコースもあります。これはこれで楽しかったのですが、もし時間がどうしてもないのでひとつ選ばないといけない!!ということでしたら、わたしは迷わずケーブルカーでスルギ山から町を見下ろす方をお勧めします。山には結局小一時間いましたが、カフェでお茶をしていたら何時間いても飽きなかっただろうと思います。
それに、同じ時間帯だったら城壁の方がケーブルカーよりずっと混んでいます。わたしたちは10時前に城壁に着いたところあまりのも混雑していたので先にスルギ山に行き、午後に城壁に行くことにしたのですが、これが大正解。ケーブルカーも混んでいましたが、午前中は本数が多いようで思っていたほど待ち時間は長くありませんでしたし、一旦山に登ると、海が見下ろせるポイントはたくさんあるので、人でごった返して写真も撮れない...ということはありませんでした。そして、午後に城壁に戻ったところ今度は並ばずにすいっと入場することができました。

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城壁から見えるのは、こういった風景。赤い屋根がより近くで見える分、迫力があります。

これまで旅行した場所で、一番印象的な場所は?と聞かれると、これまではヴェネツィアとアンコールワットをあげていました。これからは、ドブロブニクとヴェネツィアとアンコールワットの三つを挙げることになりそうです。

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by monisha | 2011-09-21 23:00 | Croatia