旅、ときどきネコ

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個人旅行、一人旅大好き。デジタル一眼レフによる旅先の思い出を中心に時々ネコの写真です。09年11月から半年間はドイツ滞在記をupしていました。

カテゴリ:Monschau( 4 )

中世ヨーロッパの田舎町

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Monschau, Germany
E-620 + Vario-Elmar 14-150mm F3.5-5.6
2009/11/28

ドイツに住むまで聞いたことが正直ありませんでしたが、モンシャウは小ぢんまりとしてなんとも可愛らしい町。狭い路地の様子は、三世紀以上変わっていないそうです。公共交通機関では非常に行きづらい場所にありましたが、後から振り返ってみると珍しい場所に行けてよかったなあと思います。

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Monschau, Germany
E-620 + Vario-Elmar 14-150mm F3.5-5.6
2009/11/28

ハーフティンバーの家がたくさんあることでも知られるこの町。「ハーフティンバー」という名称自体は知らずとも、白い壁に黒っぽい梁が目立つ様式をどこかで見たことがある方も多いのではないでしょうか。ロンドンのリバティーの外観もそうです。クリスマスシーズンは観光客であふれかえっているため「まるでタイムスリップしたかのうような...」とは思いませんでしたが、人気がなかったら不思議な気分になりそうなほど、昔の建物が多い場所でした。

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Stratford-upon Avon, UK
E-620 + Vario-Elmar 14-150mm F3.5-5.6
2010/04/04

国や梁の配置は違えど、こちらもハーフティンバー様式。シェークスピアの生まれた町です。
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by monisha | 2012-12-13 23:00 | Monschau
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すべてE-620/ Vario-Elmar 14-150mm F3.5-5.6

モンシャウ小旅行の完結編です。前編中編はこちら。

さて、電車に十分ほど乗っていると切符の改札が。このおにーちゃんにリエージュまでの経路を確認すればよさそうです。

「切符を見せてください...え?オイペンからボン?ドイツのですよね?なんでアーヘン経由でなくてこの電車に?」
アーヘン経由の方が断然楽だと知ってたら帰りも同じ道で帰りましたよ。こんなことになるとは思わなんだ。
なんだか納得がいってない様子だったので、リエージュ経由の旅程が印刷された紙を渡します。
「オイペンからリエージュまで行くはずの電車がなかったので困っています。とりあえずこの電車には乗ったので、この後ヴァービエールからリエージュにはどうやって行けばいいんですか?」
「おお、あなたは運がいい。あちらに座っている女性もリエージュまで行くそうですよ。彼女にピッタリくっついて離れないでください」

車両の中の人みんなが実は見守っていたようで「彼女から離れないで」のところで場内爆笑。リエージュからケルンへのICの時間に間に合うかどうかの不安は残りますが、わたしもようやく少し安心しました。帰りの旅程では初めてのラッキーな出来事です。

この後の道程はスムース。本当にヴァービエールが正しい名称なのか疑問でしたが、正解。スペルはVerviersでした。フランス語なんて普段聞き慣れませんが、いざとなるとリスニング力も上がるみたいです。
ヴァービエールからは"リエージュ行き"という電車があるわけではなく、ブラッセル経由オステンド行きの電車への乗換えでした。こんなの、自分では絶対わからなかったと思うので、リエージュまで案内してくれた彼女へ感謝です。

帰りをベルギー経由にして正解だったこととは、リエージュのエキナカで大好きなレオニダスのショップをみつけ、プラリネを五個買ったことくらい。ドイツでノイハウスのチョコレートは一つ約1ユーロでしたが、レオニダスの場合五個で1.5ユーロです。不安から開放されたら途端に空腹だったことを思い出し、電車でいきなり二個食べてしまいました。予定ではリエージュでサンドイッチ等軽食も買う予定でしたが、その時間はありませんでした。

来週からは片道三時間、いや二時間以内の場所じゃないともう行かへん!しかも電車の乗り継ぎだけでバスにはもう乗らんわ。
こんなスリル、もうこりごりです。心配性のわたしにとっては胸が痛くなるようなひとときでした。

それにしても、一人旅をすると色んな目にあいます。一番のハプニングは二年前、パリでカメラ盗難と左手骨折を24時間以内に体験したことですが。トラブル直後はもう絶対いや、と思っているのにしばらくすると喉元の熱さを忘れまたどこかに行きたくなるのは何故か。自分でも不思議です。

で、肝心のモンシャウの感想は?
帰り道のインパクトが強すぎ、正直印象が薄れてしまいました。いや、本当にきれいな町であることは間違いありません。ドイツでいうとローテンブルク、ベルギーでいうとブルージュのような印象。小さな町なので、迷いにくいのも好ポイントです。きちんとした地図を持っておらず、あるのはgoogle mapだけでしたが問題なし。バスで行く方もあまりいないとは思いますが、Parkhaus/Schmiede, Monschauのバス亭から町の中心部までは一本道で徒歩5分かからないくらいでした。
今回の旅費ですが、往復のバス代、電車代は割引カードを使って合計35ユーロほどでした。
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by monisha | 2009-11-30 16:59 | Monschau
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 三点ともE-620/ Vario-Elmar 14-150mm F3.5-5.6

モンシャウ小旅行の続きです。前編はこちら

帰り道はベルギー経由。モンシャウからバスでEupen=(ドイツ語読みだとオイペンだけどフランス語だとユーペン?)まで行き、そこから電車でリエージュまで。リエージュからはICでケルンまで行きます。

モンシャウでバスに乗ったとき、オイペン駅で降りると運転手さんに伝えたしもう大丈夫。居眠りしても大丈夫なくらいやろ。
そう思っていたのが間違いでした。ベルギーの国旗の標識が見えたし、もう国境越えた。駅はどこだろう?そう思ってキョロキョロしていると、ふと乗客が一人立ち運転手さんに話しかけています。なんだか気になって耳をすましているとバーンホフという単語がきこえます。Bahnhof!駅だ!慌ててわたしも立ち上がり、続いて降りました。あの男性もたまたま駅で降りなければわたしはどこまで行っ
ていたんだろう。ラッキーでした。

さて、駅は思っていたより小さな施設でした。ホームが二つしかないけど、念のためリエージュ行きの電車はどのホームか確かめよう。これは正解でした。日程表を見せリエージュ行きの電車の到着ホームをきくと、駅員さんは眼鏡を上げながら冷静に答えました。
「その電車は運行していませんよ。リエージュに行きたいのなら今見えているあの電車にのってヴァービエールで乗り換えです。おや、電車はあと一分で出発ですね」
なにぃ!えらいこっちゃ。
頭が真っ白になりながらホームを全力疾走です。

電車の扉の前には車掌さんが立っています。これ、リエージュに行きますよねと念のため再確認。
「Oui,xxxxxxx change xxxxヴァービエール xxx」
ヴァービエール?さっきもきいた場所?そこからリエージュにどうやって行くかはさっぱりわかりませんが、とりあえずこの電車に乗るのは間違いない模様。キョロキョロしながら座りました。

●ヴァービエールと聞こえたような気がしたけど、本当にあっているのか。
●その駅で無事降りられるのか。そもそも名前を聞き違えていたらそのような駅は存在しないし。
●無事降りられたとして、リエージュまでどの電車に乗ればいいかわかるか。
●リエージュまで無事行けたとしても、予約してあるケルン行きのICの時間に間に合うのか。間に合わなかったら、次のケルン行きの電車はすぐにあるのか。
●結局、今日中に家に到着するのか。万が一間に合わなかったら、どこで泊まればいい?お泊まりグッズなんて持っているわけないし、コンタクトをどうやって外すのか。

不安が山積みです。
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by monisha | 2009-11-30 16:58 | Monschau

モンシャウへの道~前編

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上下ともE-620/ Vario-Elmar 14-150mm F3.5-5.6

先週末、モンシャウ=Monschauという小さな町へ小旅行しました。わたしの持っているドイツのガイドブックには載っていないほど小さな町。正直今まできいたこともなかったし、ドイツ人の同僚に「モンシャウ知ってる?」ときいても、全員が知っている...というわけにはいかない町。今住んでいる場所から日帰りで行け、クリスマスマーケットがきれいそうな場所を探しているうちにみつけました。ドイツ観光局によるクリスマスマーケットサイトで「pearl of the Eifel region」「one of Europe's best kept secrets」と紹介されているのを見るうちに、どうしても行きたくなってきました。

友だちが遊びに来るとよくモンシャウに連れて行くというStewartによると、車だと一時間半だとか。わたしは運転できないし、公共交通機関だと三時間だよ、というとあんな小さな町に電車とバスで行けるんだと驚かれました。
せっかくだから行きと帰りとで全く同じルートもおもしろくない。行きはドイツのアーヘン経由、帰りはベルギーのリエージュ経由にしようと切符も買いました。買ったばかりのバーンカードによって割引もされたし、なんだかうきうきしてきました。

往路はほとんど問題なく、モンシャウに無事辿り着くことができました。トラブルは一回。

アーヘンHbf(中央駅)からRoetgenという町まではSB63というバス、そこからモンシャウまでは165番バスに乗り換える...と日程表には書かれています。どちらも終点まで行くみたいだし、わかりやすそうです。
63番バスはほぼ定刻通り駅に来ました。最初は大聖堂など町中を走りますが、すぐに郊外へ。この白い空と枯れ木、時折ウシって去年ザイフェンにバスで行ったときみたい。思いにふけっていると、Roetgen postというバス停に到着です。乗換時間が一分しかないことに若干疑問を感じつつ、降りました。バス停の時刻表によると、165番バスはすぐに来ることになっています。

あかん、次のバスは二時間後までないわ。これは乗りそびれたら大変...大丈夫かなあ。
と、時刻表をみつめているとふとクラクションがきこえます。音がした方を見ると、さっき降りたバスでした。なんだろう、と思いつつバスをよく見ると、なんとSB63という標記が消えて代わりに165という数字が現れています。
慌ててバスに走り再乗車しました。
なんやねん、紛らわしい。ほな最初から一つの番号でアーヘンからモンシャウ行きにしてほしいわあ。
なんだか納得がいきませんが、モンシャウまでは行けたしまあよし。一人旅中、これまでいろいろなことがあったので、このくらいのことたいしたことありません。
帰り道のトラブルは中編後編へと続きます。
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by monisha | 2009-11-30 16:55 | Monschau