旅、ときどきネコ

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個人旅行、一人旅大好き。デジタル一眼レフによる旅先の思い出を中心に時々ネコの写真です。09年11月から半年間はドイツ滞在記をupしていました。

カテゴリ:Edinburgh( 4 )

セピア色のエジンバラ

前回の続きです。

ロンドンから寝台特急のCaledonian Sleeperに乗り、エジンバラのWaverley駅に降りた瞬間、印象的だったのは古い町並みがプラットホームからもかいま見え、駅の中でも新しいものと古いものが自然にとけこんでいることでした。その印象はホテルに着いてからも更に強まりました。ホテル自体はモダンなインテリアで彩られているものの、目の前には古城、エジンバラ城が。駅同様、新しいものと古いものが違和感なく融合していました。

では、そんなエジンバラに似合う色は? …結論からいうと、アートフィルターのジェントルセピアです。

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夜のエジンバラ。なんてことはない風景ですが、セピアだとしっとり
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電話ボックスを主役にして。F1.4で背景がぼけているせいか、後ろにある車がなんだかミニチュアのように見えます。「実は50年前の写真で...」と言ってもなんだか納得しそうじゃないですか?

セピアが似合うっていうことは、白黒のグラデーションだけのラフモノクロームも似合うんちゃうかなあ。そう思って何枚か撮ってみましたが、どうもしっくりきません。ゴツゴツしすぎというか、ディテールが飛びすぎというか。
では、ジェントルセピアは何にでも似合うのか。そうでもありません。パリでこのフィルターを使ったときは、パンチがないというかおとなしすぎる感じがして、なんだかしっくりこないように思いました。

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by monisha | 2013-07-19 23:26 | Edinburgh
これからモスクワにも行くのに、パリであれだけ買い物したからもう何も買わない!…そう宣言していたのに、イギリスではかわいいものがたっくさん。またしても、あれこれ買ってしまいました。

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今回買った中で一番のお気に入り(?)…と言ったら大袈裟なような気もしますが、妙に気にいっていることはたしか。今は会社でわたしのデスクの上に座る、このぬいぐるみ、さて一体なんでしょうか。あまり見慣れない動物のせいか、妙に目をひくようで会社でもいろいろな方に聞かれました。
「なんですか、それ?」
すぐに答えを言うのもおもしろくないので、とりあえず聞き返しています。「なんだと思います?」と。すると、みなさん、しばし沈黙します。
「クマ!」「ロバ??」「イノシシ…じゃないですよね?」「わかった、トナカイ!」「なんか、顔がサルっぽい」「その角はシカ?」
「いえいえ、もっとメジャーな動物。食べたこと、絶対にありますよ」とお伝えすると、もっと混乱するようです。
「ええっー!!と言われても、ぼく牛豚鶏くらいしか食べたことないですけど??」
やっと正解が出ました。そう、牛です。スコットランド原産の牛、ハイランドキャトルは寒い冬や冷たい雨から身を守るため、長い毛で覆われています。このぬいぐるみは首にタータンチェックのリボンを巻き、スコットランド生まれを強調しているところがポイント。エジンバラ城で買いました。

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スコットランドといえばタータン。タータンといえばローランドよりハイランドのイメージの方が強いのですが、今回はエジンバラしか行っていないので。いつかはインバネスとかカロデンとかに行ってみたいものです。どれもカシミア製、たしか20-30ポンドくらいだったような気がします。一番左のマフラーはチェックではありませんが。
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「こういうカジュアルなデザインだったら大概ウールなのに、カシミアってのがいい!絶対おしゃれ!この色、猫島ちゃんに似合ってる~」と例のごとくのせられ、買ってしまいました。本当に似合っていたかと聞かれると...ボーイッシュな感じの小物を身につけることが少ないので、自分ではよくわかりません。ブティックの店員さんが、たいして似合っていなくともとりあえず「お客様、素敵です~」と言うのと同じ感覚では、と思っています。カシミアのため、とっても肌触りがよいことはたしかです。

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先ほどの写真のものは左端以外、お土産として買ったので手元にもうありませんが、やっぱり自分用のタータンマフラーもほしい。ということで、故ダイアナ妃を記念してデザインされたタータンも買ってしまいました。値段は忘れたけど、かーなり高かったです。カシミアの質がいいのは触った瞬間わかりますが、それにしても…。

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エジンバラでなくとも、イギリスどこでも売っていると思いますがショートブレッド。
去年お土産に買っていったところ、父にSainsburyのプライベートブランドのショートブレッドを絶賛されました。Walkersよりも美味しい!バターの香りがすごい!…とのことでした。そんなに気に行ったんだったらじゃあ今年もと同じものを買い、ついでに比較できるように別の会社のショートブレッドもあげました。が、父はあっという間にどちらも食べてしまい、じっくり味わって比較を…などしていないようです。どちらの方が美味しかったんでしょうか。
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by monisha | 2013-07-01 22:48 | Edinburgh

ユニコーンのお話。

モスクワの話になったり、イギリスになったり、話題があっちこっちに飛びますが、今回はエジンバラでのこと。
エジンバラ城内の王宮見学をしていたときです。ある絵を指さしてOさんがわたしにこっそり耳打ちしました。

「あの馬、男性の象徴がちゃんとついてるね~。しかもわかりやすく。権力者ってやっぱりそういうことを強調したいんかなあ」
「ええっ?何の話ですか??…ああ、あの壁ですか。……ほんまや!たしかに! 『種馬』って言葉はよく知られているし、そちらが立派な方のことを英語で"hung like a horse"っていうくらいですから、馬は大きいんですかねえ」よくひとから言われますが、変な豆知識の多いわたしです。...ん?ちょっと待った!

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これが問題の絵(レリーフ?)。じーっくりと見ないとわからないような気もしますが...。

「違いますよ!あれは馬じゃなくてユニコーンです」
「えっ?そうなん?」
「ほら、あの頭から生えた立派な角を見てくださいよ~。やっだなあ、Oさん。なんで角より先にそっちに目がいくんですか」
「ほんまやねえ。角あったわ。馬だと完全に思いこんでたから全然気づかんかった。いややねえ」いやいや、『いややわあ』とか『いややねえ』はこちらのセリフです。Oさん、会社の先輩ですが天然でとってもキュートな方です。いっつもおもろいなあ。こちらは生意気で一言多い後輩でいっつもすみません...。

「ライオンがイングランド、ユニコーンがスコットランドの象徴なんですよ。イギリス内ではわりと見かけるシンボルのように思うんですが、以前ロンドンに以行されたときとか、ライオンとユニコーンを組み合わせたマークを見たことありませんか?」
「それがついさっきまで馬だと思いこんでたせいか、今まで見かけたことあるかもしれないけど全然目に入ってないわ。猫島ちゃん、いろんなこと知ってはるねえ。ところで、なんでユニコーンがスコットランドの象徴なの?」
「えっ?そういえばどうしてでしょうねえ。象徴だとは知っていても、その理由まで気にしたことはありませんでした。とりあえず、ライオンもたてがみからしてオスでしょうし、どちらも男性らしさとか勇猛さとかを意味しているんですかねえ」
「ユニコーンもオスなん?そっか、ついてるもんねえ」またそこに話が戻りますか、Oさん。
「伝説ですが、ユニコーンは普段は荒々しいけれども、汚れなき乙女にだけは懐いて大人しくなるって言われてるんですよ。女性に懐くってことはやっぱり男性じゃないですか?」
「きっと男性が作った伝説やろねえ、それ」
「かもしれませんねえ」

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これも王宮で撮ったユニコーンとライオン。あの絵だけが例外だったのでは...?アザミはスコットランド、薔薇はイングランドの象徴です。

旅行中、Oさん、Sさん、わたしとでいろいろと話が弾み、様々な会話をしましたがかなりインパクトに残ったエピソードです。一緒に行ってくれるひとが見つからないときは、一人旅にも躊躇なく行くわたしですが、やっぱり複数で行くとこういう何気ない会話が楽しいですね。

で、なんでユニコーンがスコットランドの象徴なんだろう。架空の動物なのに。あ、でもウェールズの象徴のドラゴンも架空の動物か。ん?イングランドの象徴のライオンは実在の動物だけど、イングランドには生息していない。なんでそんな馴染みのない動物をわざわざ選んだの?
...謎は深まります。今度、もし時間ができたら調べておこうと思いますが、時間ができたときにはすっかり忘れていそうな宿題です。

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気になって、過去に撮ったユニコーンとライオンの写真を探してしまいました。こちらはフォートナム&メイソンの紅茶缶。

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マークス&スペンサーのショートブレッド缶。意外と、撮っていませんでした。残念。
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by monisha | 2013-06-03 22:02 | Edinburgh

春色前線~前編

今回旅行で訪れた場所は、パリが北緯49度、ロンドンが51度、ヨークが54度、エジンバラが56度、そしてモスクワが55度。緯度と暑さ・寒さはイコールではありませんが、それでもわたしの住む北緯34度の神戸市と比べると、随分高めです。そのためもあってか、それぞれの都市では旬を迎えた花が異なり、同じ月といってもずいぶんと季節の違いを感じました。

2013年4月25日のパリ。マロニエの花。これはパリで撮った写真ですが、昔住んでいたベルギーでもよくマロニエを見かけました。ベルギー時代を偲び、実家の庭のリフォームをする際、父はマロニエの木を植えることを希望しました。が、成長すると何十メートルにも達すると知り断念。昔通っていた『ブラッセル日本人学校』でも校歌の中に「マロニエの茂み爽やかに」というフレーズがあったと漠然と記憶しています。あまり知られていないことだと思いますが、ベルギー駐在経験のある方にとってはマロニエはベルギーを思い出すよすがなのかもしれません。
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2013年4月25日のパリ。八重桜(?)。
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2013年4月30日のロンドン。チューリップが真っ盛りです。何種類かどうぞ。
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昨年の写真ですが2012年4月30日、ロンドン郊外。ブルーベル。イギリスの児童文学を読んでいるとよく「ブルーベル」の名前が出てきますし、わたしの好きなマンガの『レディ・ヴィクトリアン』でも主人公の名前がブルーベルと馴染みがある花ではありますが、あまり意識したことがありませんでした。去年撮影した後、そういえばあの花ってもしかして…とググって、初めて知りました。今思い出すと、いろいろな場所で見かけたような気がします。外来種のスパニッシュブルーベルと在来種のイングリッシュブルーベルがあるようですが、グーグルの写真と見比べた限りでは、在来種に見えます。
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2013年4月27日のエジンバラ。水仙、水仙、水仙。エジンバラでは水仙がちょうど盛りを迎えたようで、圧倒されるほどの推薦畑を見ました。この後訪れたヨークでも水仙が旬。エジンバラとヨーク、ちょうど同じような気候なのでしょうか。写真には白も含まれていますが、大多数を占めるのは黄色の方です。
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同じく4月27日、エジンバラ。Heathことエリカです。『ヒース』というとヒース・レジャーが思い浮かび男らしいイメージがあるためか、荒地もこの花も同じ『ヒース』と呼ばれるのが少々不思議な感じがあります。学名のエリカは日本では女性の名前ですし。Heatherですと女性名なので、花の名前であっても何の違和感もないのですが。
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2013年4月28日、ヨーク。八重桜と水仙。写真では小さすぎてよくわかりませんが、この黄色の点々はすべて水仙です。
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2013年4月28日、ヨーク。駅前の花壇のヒヤシンスです。
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すみません、写真が多くなってきたため続きはまた後日。
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by monisha | 2013-05-30 23:32 | Edinburgh