旅、ときどきネコ

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個人旅行、一人旅大好き。デジタル一眼レフによる旅先の思い出を中心に時々ネコの写真です。09年11月から半年間はドイツ滞在記をupしていました。

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アドベントカレンダー

仕事などが忙しくなると、途端に更新頻度が下がる適当ブログですが、それでも見にきてくださる方々、いつもありがとうございます。そして、お待たせしてすみません...。

心を入れ替えて、十二月の間は毎日更新することにしました。といっても、毎日文章を書いていると時間もネタも尽きてしまいますので、基本は写真、撮った場所、簡単なコメントのみ。ちょうどクリスマスシーズンですので、アドベントカレンダーのような感覚です。それでも、毎日コンピューターに向かうとなると大仕事ですが、幸い予約投稿という便利な機能がありますので週末などにまとめて一挙にupしていこうと思います。
これまで旅行先で撮った各地のクリスマスモチーフの写真をupしていく予定ですが、写真を本格的な趣味にしてから早四年。撮った写真があまりにも多く、またブログの記事も300近くありますので、正直なところどの写真をこれまでにブログに掲載済み、未掲載なのか把握しきれていません。以前から当ブログをご覧になっている方からすると「ん?どこかで見たような...?」ということもあるかもしれませんが、まあ細かいことはあまりお気になさらず。

撮った時期も、場所も、モチーフもばらばらで、共通点は「クリスマス」のみになりそうですが、それではよろしくお願いいたします。

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Kobe, Japan
E-5 + 50mm F2.0 Macro
2012/11/30


正式スタートは明日からですが、記念すべきゼロ枚目は久々に登場のニュンカさん。
ドイツのザイフェンで買ったFlade工房の天使たちを撮ろうとしたところ、「なによぉ!そんなおもちゃなんかどうでもいいからこのアタシを撮りなさい!」と言わんばかりに乱入してきました。ついさっき撮った一枚です。バッチリカメラ目線だし、目力の強い子です。2000年生まれのためもう12歳ですが、昔とあまり変わらない若々しさ...と思うのは飼い主だからでしょうか。
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by monisha | 2012-11-30 23:00 | ネコ

博多の夜

先日、博多出張しました。会社でわたしの所属するグループは、わたし以外は男性、しかも全員飲み好き&味にこだわりがあるというより飲む量重視派。(…とわたしが思っているとわかれば「そんなことはない!味もわかってる」と言われそうですが)なので、普段みんなで出張に行くときはあまり素敵なお店に行くことはありません。ご飯というよりおつまみ系がメインなので、お腹はいっぱいになるものの、「食事をした」という気分にはあまりなりません。
が、今回は他のグループの女性の先輩と一緒。しかも、先輩は飲めないので料理の味重視。今回は美味しい料理がしっかり食べられそうです。

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「博多にいる同期にお勧めのお店、聞いといたんやんかー。金曜はかなり混むっていうから予約しといたし!」と連れて行ってもらったお店は中州の『せいもん払い』。後から福岡に住む友人に聞いたところ、地元ではかなり知られた有名店だそうです。青く見える水の中、乳白色のイカがふよふよと泳ぐ幻想的で巨大な店頭の水槽に目を奪われた後、お店に入りました。

「えーっと...メニュー、どれも美味しそうですね。これだけあったら、どうやって選べばいいんでしょう?」
「せやねえ。お店の人にとりあえずお勧めを聞いてみよか?」
と、お店のお勧めとこれだけは食べてみたい!という強い希望のある品をミックスして注文すると、結構な量になっていました。女性二人にしてはかなりのボリュームかも。ですが、来る料理どれもこれもがあたり!さすが舌の肥えた博多人オススメのお店。とっても幸せなご飯でした。

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一番インパクトがあったのは呼子のイカ刺し。お皿が出てきたとき「ん?お刺身はどこ??」と思うくらいの透明度に驚きました。透明なお刺身ってフグだけじゃないんですね...。胴体、耳、ゲソの部分、それぞれが違う食感、違う甘みです。こんなに美味しいイカ、初めて。ゲソなんて、鮮度がよすぎて吸盤がお皿に貼りついてはがれないほどでした。運んでもらってから一時間ほど経ったとき、わずかに残っていたお刺身が乳白色に変わっていたことにもびっくり。そっか、少しでも古くなると色が変わるんだ。本当に鮮度がよくないと、あの透明度は出ないんですね。福岡の友人にイカのきれいさに驚いたことを話したら、「当たり前。『イカは透明じゃないと刺身じゃない』って言うひともいるくらいだよ」とのことです。


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お店の方にゴマサバは是非召し上がってください、と教えてもらってほなそうしよかと頼みましたが、お勧めの理由がよくわかりました。青魚特有の臭みゼロの美味しいお刺身が、これまた美味しい胡麻だれに絡めてあります。胡麻の香りもいいし、甘さと塩気の加減がちょうどいいんですよねえ。白いご飯を頼んで、タレごと上にのせて食べたい!と思いました。


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わたしの実家ではこういった揚げ物のことを天ぷらと呼びますが、薩摩揚げといった方が正しいんでしょうか。お店ではたしかちぎり天という名称でした。魚の種類は忘れたけど、これも美味しかった~。マヨネーズが添えられてありましたが、わたしは魚の味が薄れる気がしたので、つけない方が好きです。


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ツボ鯛の味噌漬けは一番人気だそう。脂がのっていて、焼き加減がちょうどよく、味噌の甘みもいい具合で、これまた美味しかったです。これだけ味噌味がしてたら、焦げそうなものなのになあ。


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穴子の白焼き。鰻か穴子かと言われたら、断然穴子派なわたし。穴子を見ると、やっぱり注文したくなります。美味しかったけど、明石にも美味しい穴子がありますので、これは大感激というほどではありませんでした。食べながら、わさびもいいけど穴子とゆず胡椒もいいかもなあ、と思いました。


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〆めはウニ丼。時価で3000円弱くらいでした。「もうお腹ふくれてきたし、半分にせえへん?」と先輩と半分こしましたが、正解。ウニがめちゃくちゃ濃厚なので、丼いっぱいなんて食べられなかったと思います。美味しいウニっていうと、北海道とか北の方の寒いところというイメージがありましたが、九州でも美味しいのが食べられるんですねえ。これも鮮度のよさが伝わってくきました。


料理プラスお酒少々、ソフトドリンク少々出一人六千円くらいになりました。贅沢したけど、かなり元気になりました。美味しいものって明日へのエネルギーになりますね。翌日はティータイムにホテルニューオータニのリコッタパンケーキを食べたし、食を満喫した旅…じゃなくて出張でした。
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by monisha | 2012-11-10 05:15 | 国内小旅行
出張で東京に行きました。せっかくだから東京にいたときの友達に会いたいなあと思ったのですが、出張前から仕事が忙しくて深夜残業が続いていたため、事前アポをとる気力なし。アポをとったとしても、体調を崩してどたキャンとか、せっかく会っているのに眠そうな顔をしていても申し訳ないし…と諦めました。が、土曜に東京にいるのに何もせずにそのまま神戸に帰るのはもったいない気がします。
そうだ、これだったらどたキャンしても自分のお財布が痛むだけで誰の迷惑にもならないし…と思い立って予約したのは新国立劇場の新作バレエ、シルヴィアのチケット。2012/13シーズン初日の公演に行って来ました。

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新国立劇場では『英国舞台芸術フェスティバル』を開催中でした。英国にちなみ、国花である薔薇が飾ってありました。全体的に暗めの空間に、鮮やかな薔薇という組み合わせが目を引きました。


バレエでもミュージカルでもオペラでも、とりあえず舞台が大好きなので、これまで多くの劇場に行きました。その中でも、新国立劇場はトップ3には入るほど大好きな劇場です。

東京都内でバレエ公演をするような大きな会場というと、上野の文化会館、渋谷のBunkamuraオーチャードホール、五反田のゆうぽうとなどがあります。文化会館は歴史があり早々たる方々が公演を行っていますが、その分古さが目につきます。あの椅子の座りにくさ、かたさ、何とかならないんですかねえ。常に背中を伸ばしていけない、リラックスできないという印象があります。段差がはっきりしているので、少し後ろの席いでもそこまで見にくくないのはありがたいのですが。Bunkamuraはとにかく見にくいのが難点。一階の前方席のチケットを買ったときには往生しました。傾斜が少なすぎて、首を伸ばさないと前の方の頭が邪魔でろくに見えません。ステージが見えても、足元ばかりが見えて全体の様子はつかみにくいし...。あの見にくさで、S席のチケット代というのはかなり納得がいきません。比較的新しめのホールのわりには、お客さん思いではありません。ゆうぽうとは...なんというか、中に入ったときにわくわくしないんですよねえ。理由はよくわかりませんが。

パリのオペラ座に行ったときには、エントランスのきらびやかさ、かの有名なシャガールの天井の美しさに舞台が始まる前から心ときめきました。が、あの椅子の小ささ、前の席との間隔の狭さがなんとも...。わたしは一階席のチケットだったのですが、他の席はもう少しゆとりがあるんでしょうか。全席、同じ椅子のようなきもしますが。舞台を見ている間中、身体が硬直して飛行機の中にいるかのような狭苦しさでした。

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一方の新国立劇場。椅子は身体が沈まないし、お尻が痛くなるほどでもない、ほどよい固さ。前の座席とはある程度ゆとりがあるし、隣とも肩をぶつけあうほどというわけでもありません。傾斜や段差も適度にあるので、少し後ろ目でもちゃんとステージが見えます。
ホワイエにゆとりがあるのも魅力。西宮の芸術劇場、立地もいいし素敵なホールだとは思うのですが、ホワイエが狭いのであまりゆったり贅沢な気分にはなりません。一旦扉から出るのも手かもしれませんが、劇場独特の雰囲気というか魔法(?)が薄れるような気がして、そこまでする気にはなりません。
フードメニューも工夫しているので、ついつい何かつまみたくなります。食べるつもりがなくとも、目の前の人がシュークリーム盛り合わせを食べているのを見ると、ついつい手が伸びそうになります。一人で観劇しているときは、五つも自分だけで食べたらさすがにあかんやろう、と自粛しますが。先日はお寿司も見かけましたが、あれは初日だったからなのでしょうか。常設メニューだとしたらすごいなあ。

新国立バレエ団以外、このホールで見たことがないのはもったいないような気がします。上野とかと比べると、箱代が高いとかそういった事情でもあるのでしょうか。

で、肝心の舞台の感想です。

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この日のシルヴィアは小野絢子さん、アミンタは福岡雄大さん。お二人とも初めて見ました。小野さんは姿がきれいで可愛らしいし、踊りに気品があるというか、芯のあるエレガンス(...変な日本語だけどニュアンスは伝わりますかね?)を感じました。プロローグでのprimなgoverness姿、ダイアナに仕えていたとき、アミンタと恋に落ちてから、最後にアミンタと思いが通じてからでシルヴィアがどんどん変わっていったのがよくわかりました。まだお若いそうですが、これからも何度も見てみたいダンサーでした。年を重ねたら、可愛らしさはそのままのところに情感が加わって、もっとすごい踊りが見られそうです。二幕のオライオンの洞窟のシーンではヒヤっとする場面もありましたが、怪我がなかったようで何より。リカバリーも早かったので、あれ?演出?と思うほどでした。

伯爵夫人/ダイアナは湯川麻美子さん。背がすらっと高く美しい姿や女神という役柄にピッタリ。気位の高さ、誇り高さがあふれだしていました。たくさんの巫女たちを従えるにふさわしい貫禄です。踊りがはっきりパキっとしていて、役によく似合っていました。

伯爵/オライオンは古川和則さん。どこが悪い、といったことではないのですが、わたしの好みからすると少し品がよすぎたかも。伯爵は好色だし、オライオンのときは「森の乱暴者」なので、もっと荒々しくワイルドな感じの方が説得力があったんじゃないかなあと思いました。古川さんの場合、家庭教師のシルヴィアにちょっかいをかけているときにそれを楽しんでいたり半ば本気にしていたり、奥さんにばれても繰り返す性懲りのなさといった感じがあまりなかったのが気になって。古川さんの伯爵は、奥さんに叱られたら真面目に猛省しそうです。

マゴグ役の八幡顕光さんは、以前に白鳥の湖の道化役を見たときからファンでした。ホームページでキャスティングを確認したときには、エロス役で二日目に登場とあったので、初日にしか見られないわたしはちょっとがっかりしていました。が、当日の配役を見たらしっかりお名前が。思いがけなかっただけに、めっちゃうれしかったです。東京に住んでいたとき以来なので久々に見ましたが、やっぱり自分の好みって変わらないものですねえ。常に二人セットで出てくるので、どっちが八幡さんか区別がつかないかもと内心思っていましたが、すぐにわかりました。踊りが目に飛び込んでいます。キレがよい動きは見ていて気持ちがいいし、役にあったチャーミングさ。カーテンコールのときまで役に入っていて、客席からは笑いがこぼれていました。エロスが狂言回しとして機能するためか、思っていたより踊り自体は少なかったので、マゴグ役の八幡さんの方を見られて正解だったのかもしれません。

シルヴィア、全体的にはとっても満足。超感動!...というよりは、お洒落でスタイリッシュ、時々ユーモラスな作品という印象でした。ストーリーがはっきりしているためか、映画を見ているような感じでもありました。
難点をいうと、休憩が多いこと。幕が変わる度に休憩が入るので、せっかく夢の世界に行ってたのに幕が変わる度に現実に引き戻されてしまうのがちょっと興醒めでした。パリのオペラ座でマノンを見たときも同じように感じました。わたしは、途中休憩は一回までに留めてほしいと思ってしまうみたいです。激しい振付の場合は仕方ないのかもしれませんが。

ペンギンカフェもシンデレラも見たいし、同じシルヴィアでも今度は別キャストで見てみたい。これだけ素敵なバレエ団がいつでも見られる東京のひとはいいなあ。自分から進んで好んで関西に戻りましたが、バレエに関しては東京のひとがうらやましくなっってしまいます。
また東京出張とバレエが重なることを祈り、新幹線に飛び乗っていくわたしでした。
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by monisha | 2012-11-04 01:15 | 舞台