旅、ときどきネコ

cestopis.exblog.jp

個人旅行、一人旅大好き。デジタル一眼レフによる旅先の思い出を中心に時々ネコの写真です。09年11月から半年間はドイツ滞在記をupしていました。

<   2013年 05月 ( 6 )   > この月の画像一覧

春色前線~後編

前編はこちらです。

2013年4月28日、ヨーク郊外のMiddlethorpe Hall & Spaの庭の花いろいろです。1699年建造のこのホテルに泊まってみたくて、ヨークに行ったようなものです。専属の庭師さんもいるためか、さすがに素敵でした。ラッキーだったことに、小雨が降ったりやんだりと天気が下り坂だったためか、庭にいるのはわたしと先輩のOさんの二人だけ。これってバーネットのSecret Garden状態?それともケイトモートンのForgotten Garden?どちらの小説もあらすじなどさっぱり忘れましたが、とらえず「自分たちだけの庭」と呼びたい雰囲気です。

初っ端から名前のわからない花ですみません。ツリガネソウの仲間??こんな記事を書いているわりには、花をよく枯らしてしまったり根腐れしたりさせる、Green Fingersとは程遠いわたしです…。母の大好きなタキイカタログでも熟読したら、正体がわかりますかねえ。
c0229234_1451572.jpg


これまた名前がわかりません。葉っぱがローズマリー系?
c0229234_1461272.jpg


これはわかりました、スノードロップ。ドイツでもよく見かけた花です。
c0229234_1453387.jpg


チューリップが咲くまではあと少し。同じイギリスでも、北上した分ロンドンより季節が少し遅れているようです。
c0229234_1465686.jpg


葉っぱがそうなので、きっとアジサイ?わたしの乏しい知識では、チューリップの後にアジサイという認識だったのですが、早咲きのアジサイもあるんですかねえ。
c0229234_1461926.jpg


駅前で見かけたのは青紫と濃いピンク色のヒヤシンスでしたが、こちらは薄ピンク。同じ花でも、色によってずいぶんと印象が異なります。
c0229234_1471930.jpg


庭の奥の方へと歩いていき、この光景を見た瞬間「うわぁっ!!」と思わず感嘆の声がもれました。足元に広がる鮮やかな黄色い水仙畑。そして、その上に木から優しく降り注ぐかのような純白の花。わざわざはるばるヨークまで来てよかった。そう思えた瞬間でした。ところでこれってマグノリアの一種なんでしょうか。香りがよい花でした。
c0229234_1464320.jpg
c0229234_1474110.jpg


2013年4月29日、ヨーク郊外のカッスルハワード。各地で水仙畑を見ましたが、一番印象的だったのはこちらかもしれません。まばゆいばかりの太陽の光を浴びてきらっきらと輝き、風によってゆーらゆらと踊っていました。これだけしょっちゅう水仙を見かけるということは、相当育てやすくて強い花なんでしょうか。
c0229234_1472617.jpg


2013年5月5日、モスクワ。モスクワでは残念ながらあまり花を見かけませんでした。チューリップの咲き具合を見ると、エジンバラやヨークと同じくらいの季節感なのかもしれません。
c0229234_1494448.jpg
c0229234_1493184.jpg
c0229234_1483357.jpg

[PR]
by monisha | 2013-05-31 23:44 | York

春色前線~前編

今回旅行で訪れた場所は、パリが北緯49度、ロンドンが51度、ヨークが54度、エジンバラが56度、そしてモスクワが55度。緯度と暑さ・寒さはイコールではありませんが、それでもわたしの住む北緯34度の神戸市と比べると、随分高めです。そのためもあってか、それぞれの都市では旬を迎えた花が異なり、同じ月といってもずいぶんと季節の違いを感じました。

2013年4月25日のパリ。マロニエの花。これはパリで撮った写真ですが、昔住んでいたベルギーでもよくマロニエを見かけました。ベルギー時代を偲び、実家の庭のリフォームをする際、父はマロニエの木を植えることを希望しました。が、成長すると何十メートルにも達すると知り断念。昔通っていた『ブラッセル日本人学校』でも校歌の中に「マロニエの茂み爽やかに」というフレーズがあったと漠然と記憶しています。あまり知られていないことだと思いますが、ベルギー駐在経験のある方にとってはマロニエはベルギーを思い出すよすがなのかもしれません。
c0229234_1333530.jpg


2013年4月25日のパリ。八重桜(?)。
c0229234_1345389.jpg


2013年4月30日のロンドン。チューリップが真っ盛りです。何種類かどうぞ。
c0229234_1351373.jpg
c0229234_1355278.jpg
c0229234_136473.jpg


昨年の写真ですが2012年4月30日、ロンドン郊外。ブルーベル。イギリスの児童文学を読んでいるとよく「ブルーベル」の名前が出てきますし、わたしの好きなマンガの『レディ・ヴィクトリアン』でも主人公の名前がブルーベルと馴染みがある花ではありますが、あまり意識したことがありませんでした。去年撮影した後、そういえばあの花ってもしかして…とググって、初めて知りました。今思い出すと、いろいろな場所で見かけたような気がします。外来種のスパニッシュブルーベルと在来種のイングリッシュブルーベルがあるようですが、グーグルの写真と見比べた限りでは、在来種に見えます。
c0229234_137228.jpg


2013年4月27日のエジンバラ。水仙、水仙、水仙。エジンバラでは水仙がちょうど盛りを迎えたようで、圧倒されるほどの推薦畑を見ました。この後訪れたヨークでも水仙が旬。エジンバラとヨーク、ちょうど同じような気候なのでしょうか。写真には白も含まれていますが、大多数を占めるのは黄色の方です。
c0229234_1372820.jpg
c0229234_141180.jpg


同じく4月27日、エジンバラ。Heathことエリカです。『ヒース』というとヒース・レジャーが思い浮かび男らしいイメージがあるためか、荒地もこの花も同じ『ヒース』と呼ばれるのが少々不思議な感じがあります。学名のエリカは日本では女性の名前ですし。Heatherですと女性名なので、花の名前であっても何の違和感もないのですが。
c0229234_1375721.jpg


2013年4月28日、ヨーク。八重桜と水仙。写真では小さすぎてよくわかりませんが、この黄色の点々はすべて水仙です。
c0229234_1404577.jpg


2013年4月28日、ヨーク。駅前の花壇のヒヤシンスです。
c0229234_1411523.jpg
c0229234_1412270.jpg


すみません、写真が多くなってきたため続きはまた後日。
[PR]
by monisha | 2013-05-30 23:32 | Edinburgh
なんだかネガティブな話ばっかり書いてしまいましたが、モスクワが全く気に入らなかったというわけではありません。わたしがモスクワで一番気に入ったのは、みやげもの市場ことヴェルニサージュです。雑貨好き、ショッピング好きなひとにとってはたまらない場所だと思います。

地下鉄パルチザンスカヤ駅を降りて徒歩5分程度。TripAdvisor等口コミサイトでは改札からは人の流れに従っていけばわかると書かれていましたが、本当にその通りでした。はりぼてっぽいというか、正直安っぽい入り口で10ルーブルほど払うと、すぐにマトリョーシカの山、山、山が。実際に買い物をするのは、一通り見ていろいろ比べてからの方がいいかなあ。そう思い見比べながら歩くと、様々なことがわかってきました。

1. マトリョーシカと一言でいっても、デザインは千差万別。

顔つきはいかにもロシアっぽい「ザ・マトリョーシカ」と呼びたくなるようなものから、70年代の少女マンガのように目にキラキラと星が入ったもの、どこか懐かしい素朴なものも。服装も民族衣装を来たものが主流ではありますが、宇宙飛行士姿、歴代ロシアもしくはソ連のトップ政治家、音楽家をモチーフにしたものなど、様々でした。日本の首相もありましたが、一番大きいマトリョーシカが安部さんではなく野田さんになってたのが笑えました。あれだけしょっちゅう首相が代わっていれば、間に合わなくても無理がないのかもしれません。

c0229234_0465994.jpg
素朴な顔つきで日本人好みだなあと思ったマトリョーシカ。どことなくこけしにも通じるような。

c0229234_049773.jpg
伝統的テイストではあるものの、現代風にアレンジされて...と勝手にわたしが思ったデザイン。ピンクのほっぺがかわいらしいです。

2. デザインだけでなく、品質もピンキリ。

お店をまわっていくと、素人目にも安物と質のいいものの違いは明らかでした。安物は塗りが適当で、はみだしていたり不均一だったりして、とりあえず作ってみました感満載です。反対に質のいいいものは塗りが丁寧で、制作者がきちんと時間をかけて作ったんだろうなあというのが伝わってきました。質は、値段にもダイレクトに反映しています。安いのは100ルーブルくらいでありますが、ある程度ものがよさそうなのは300-400ルーブルくらいから。
町中のお土産物屋さんでは売れているマトの種類がある程度限られていてすっごく質のよいものはあまり見かけなかったように思いますし、全般的に価格が市場より高いため、気に入ったものがあればここヴェルニサージュで買うことを強くお勧めします。
c0229234_0474697.jpg
赤の広場の近くの露店のマトリョーシカ。値段も高いし、デザインもわたしにとっては今一つでした。

で、いろいろとお店をひやかして、あーでもないこーでもないとウロウロした結果、わたしは三件で買い物をしました。
思っていたよりもドルからルーブルの換算レートが悪かったためそもそも現金が少なく、カードが使えないお店が案外多くて結構現金を使ってしまい、そしてその割には当日の朝ATMに立ち寄るのを忘れてしまったため、手持ちの現金が少なかったのが幸か不幸か、いつもほどは買い物しませんでした。

c0229234_0535828.jpg
ヴェルニサージュの入口はこんな感じ。こういったらなんですが、めっちゃ安っぽい...。

「幸」というのは、ロシア入りする前にフランスとイギリスと二カ国をまわっていて各地で買い物していて、既にスーツケースも手荷物用のサブバックもパンパンだったため。これ以上買っても、正直どこにも入れる余裕がなかったと思います。また、これまで旅行に行く度にあちこちでちょこちょこと買った小物で家はあふれかえっています。きれいにまとめて飾りたいなあとは思っているのですが、なかなか気に入った飾り棚がみつからず...。フィギュアのコレクション用にケースが市販されていますが、わたしが持っているものは木製がほとんどのため、なんだかガラスは似合わないような気がするんですよねえ。以前、こちらのお店で飾り棚を購入し、テイストは気に入ったのですが、わたしのコレクションの量からすると全然足りませんでした。買い足すには値段が高いし...。
c0229234_057509.jpg
雪だるまマトリョーシカなんて、めちゃくちゃかわいかったです。クリスマスシーズンに家に置きたい!しかも、ここ以外で見かけなかったデザインです。...でも、30cmも40cmもあるものなんて、どこに飾るんだ、わたし。現金さえ持っていたら、手荷物のこととか後先を何も考えずにふらーっと買ってしまいそうでした。危険です。

「不幸」というのは、とは言ってもやっぱり買いたいものが買えないというのが辛かったこと。
「もう家にいっぱいあるやん!」「これ以上買っても、スーツケースにも機内持ち込みにも入りきらんやろ?」「ホテル代も高いのに、そんなに無駄遣いしたらあかんやろ?ちょっとは我慢し」理性的な自分の声が聞こえるのですが、
「いっぱいあるけど、ロシアのものはない!ビザとかこれだけ面倒やのに、もうロシアに二度と来ることないかもしれんやん」「大丈夫!どれもこれも小さなものやし、今更マトの一人や二人、三人や四人増えたところで荷物が多くて大変なことにはかわりないやん」「いっつも一生懸命働いてるんやから、たまの旅行時くらい好き勝手買ってもええやん!」と感情的な自分が反論してしまいます。
ここで買えなくても、会社のひとや友達へのお土産はデパートや空港でも買えるかなあと、結局この場では自分が買いたいものを優先させたのですが、空港のショップはしょぼい上にやたら値段が高く、デパートでも気の利いたものがみつかりませんでした。ミニマトストラップとか、もっと買っておけばよかったなあ。

c0229234_115449.jpg
これは、雪だるまマトリョーシカ以上にほしかったけど高すぎて買えなかったナプキンリング。テーブルセッティングしないといけないようなパーティーなんてしませんが、実用性はさておき、本当に美しかったです。塗りもつやっつや。現金がなかったので2000ルーブルと言われた瞬間、値引き交渉する気もしませんでした。
「これはプーシキンがモチーフ」
「そうなんですか」
「オニェーギン」
「オニェー?...あ、これはオネーギンとタチアナですか!」そう言われた途端、もっとほしくなりました。19世紀好き+バレエ好きとしてはたまりません。買えなかったのがつくづく残念。


c0229234_115275.jpg
これも同じお店。ナプキンリング、ナプキン、トレイなどダイニングルームで使いそうなものが置いてありました。全体的にセンスがよくていいものを置いている、という印象を受けました。布製品を扱っているお店は意外と少なかったし、ちょっとデザインがいまいち...というところも多かったので、ここでもっといろいろ変えればよかったなあ。

c0229234_1151573.jpg
赤と金もロシアっぽいですが、濃紺と白と金という組み合わせもロシアっぽく感じました。華やかだけれども上品。うっとり。

自分は買い物好き、もしくは雑貨好きであるという自覚のある方は、カードが使えないので現金をたーっぷり持っていくことをお勧めします。散財してしまう可能性は否定できませんが、買った後悔より買わなかった後悔の方が大きいのです、きっと。
[PR]
by monisha | 2013-05-26 23:37 | Moscow

モスクワ雑感その3

雑感その1その2はこちらからどうぞ。

その3:信用できない!

c0229234_0195866.jpg
「信用できない!」という見出しが物騒な割には、写真は平和です。

ロシアという国なのかモスクワという都市なのかどちらかはわかりませんが、今回のモスクワ旅行の印象が正直悪いのはきっとタクシーのトラブルのせい。
今でも思い出すと腹立たしいので詳細は割愛しますが、簡単にまとめると、空港内でぼったくりタクシーにつかまってしまい、定価以上先方の当初提示額の半額以下という中途半端な金額で、空港からホテルへと移動することになってしまいました。本当の定価と支払った金額とのギャップは、授業料と思ってある程度諦めがついているのですが、ぼったくりにーちゃんの失礼な物言いや、おかげでホテルに着くまで「ぼったくりより実はもっと凶悪な犯罪者、たとえばロシアマフィアだったりしてこのまま誘拐されたらどうしよう…」と心配でたまらなかったことを思い出すと、今でもキー!と悔しくなる次第です。

行きのタクシーですっかり懲りたので、帰りのタクシーはホテルで予約しました。「本当に定額?支払いは現金?カード?支払うのは乗るとき?降りるとき?空港には本当にそれくらいの時間で着くの?」予約をお願いしたのは、あの愛想のわるいコンシェルジュのおねーさん。行きの一件があったため、しつこいくらい何度も確認したのは、無理がないことだと自分では思っています。そして、たしかに定刻通りにタクシーはホテルまで迎えに来ましたし、空港まで一時間もかからず意外と余裕だったのは安心材料。が、再びトラブルが発生したのは支払い時でした。

「うちのタクシー会社の料金表にはユーロしか載っていない。だからユーロで払って」つたない英語で運転手さんがそう言ってきます。は??なんですと? 先方の提示額は90ユーロ、わたしがホテルで聞いた金額は2800ルーブル。ルーブルとユーロの為替レートは知りませんが、1ルーブルが3円、1ユーロが120円というレートで計算すると、2800ルーブル=8400円、90ユーロ=10800円。明らかにルーブルの方が安い金額です。こいつ、女性一人だと思ってなめとんちゃうか!行きのタクシーの分までかーっと腹が立ってきました。

c0229234_0274492.jpg
かーっと腹を立てているわたしはおいて、心穏やかになれそうな写真を一枚。救世主ハリストス大聖堂です。2000年に再建されたばかりだそうで、まだまだピカピカ。

「うんにゃ!!わたしはホテルでたしかに2800ルーブルと聞いたし、コンシェルジュは料金はどこのタクシーでも一律と言っていた。文句があるんだったら、ホテルに言わんかい!迎えにきたくらいだから、ホテルの名前も住所も電話番号もわかってるんやろ!」どうもわたしは見かけが迫力に欠ける上、運転手さんは英語が下手なのでどこまでこのニュアンスが伝わったかどうかは不明ですが、ひとが腹が立っているときの様子や譲らなさそうな雰囲気は万国共通のはず。
「ほらほら、この料金表を見てみろって」本当にユーロの料金表しか持ち合わせていなかったのか、そうやって誤魔化そうとしているのかわかりませんが、それでもなおそう言ってきます。わたしは後者が正解だと思っていますが。
「だーかーらー!2800ルーブル以外払いません!」本当に腹が立っていると、わたしは口数が減ってしまうようです。

しばらく押し問答は続きましたが、わたしがユーロで払う気が毛頭ないことをようやく理解したのか、最後には2800ルーブルでOKになりました。あー、押しの弱い性格でなくてよかった。
でも不思議なのはこれだけ揉めたのに、最後スーツケースを出してわたしを送る段階になったら何事もなかったかのように普通に「じゃあ、have a nice trip!」と挨拶してきたこと。こういうことって日常茶飯事なの?何の悪気もないの?それとも本当に彼は自分が正しいと思ってたの?あー、もう、一体なんなのさ!
いざというときは自分を守るために戦うこともやぶさかではないものの、基本的には揉め事が嫌いなわたしにとってはかーなりぐったりする事件だったのですが。

あわよくばぼったくってやろうとしたこの運転手さん(決めつけています...)にも腹が立っていますが、それ以上に腹立たしいのはこのタクシー会社を予約したホテルのこと。仮にも五つ星ホテルが、大切なお客様をいいかげんなタクシー会社に紹介するってどういうことやねん。ほんま、なめとんか!こういったことがあれば、日本でもアメリカでもヨーロッパでも、責任問題に発展することと思うのですが。とりあえずホテルにクレームを入れ、誠意ある対応をしなかったらTripAdvisorにでもネガティブ投稿しようかなあ。そんなことに時間とエネルギーを費やすのもバカバカしいのですが…。

c0229234_0351865.jpg
心穏やかな写真をもう一枚。ボリショイ劇場前の噴水が夜になるとライトアップされていました。E-5+Summilux 25mm F1.4という最強の組み合わせです。

「猫島さんのブログは腹を立てているときが一番おもしろい。また何かトラブルのことを書いてよ」そう言われたことがあります。以前ドイツに住んでいた際、当時は今ほどはWifiが普及していなかっため、インターネットが接続できるまでプロバイダーとずいぶんトラブルがあったものです。そのときに書いた文章が不思議と講評だったんですよねえ。詳しくはこのあたりで。

「...え?トラブルについて読みたい??いやいや、トラブルなんて好きで巻き込まれるものじゃありませんよ。わたしは平穏無事がいいんです!」そうしばらく主張していましたが、今回はわたしの中では久々の大事件でした。


腹立ちつつも冷静に振り返ることができるようになったら、行きのタクシー事件の詳細を書くかもしれませんが、期待しないでください…。
[PR]
by monisha | 2013-05-25 23:13 | Moscow

モスクワ雑感その2

その1はこちら。

その2:一眼レフ所持率がやたら高い。

c0229234_064891.jpg
こちらは十中八九プロ。アシスタントさんっぽい女性がついていたし、ごっつい外付けフラッシュだったし、モデルさんたちもきれいなドレスだったし...。

c0229234_082618.jpg
こちらはプロかアマか微妙なところ。モデルさんたちもプロと呼ぶには素人っぽい雰囲気のような気がするけど、きれいな子だったし。でも、プロだったらレフ板あてたりするだろうから、ポートレート好きのアマチュアかなあ。

どこの国でも、観光地に行くと自国民だろうが他国民だろうが、写真を撮っているひとをたくさん見かけます。二年くらい前まではコンデジが主流でしたが、一年くらい前からはiPad、最近はiPhone等のスマホが主力になっている印象があります。

が、モスクワでは不思議なくらい一眼レフをぶら下げている姿を見かけました。
特に目立ったのが40代以下の世代。日本ですと、一眼レフを観光地でもっているのはリタイアしたような60代以上が主力というイメージですが、モスクワではむしろ年輩の方より若い世代の方が一眼レフを持っていました。20代の女性でも結構ごつめのカメラを持っているひとが多かったです。

「カメラ女子」という言葉が日本でもはやりましたが、そういった女性は一眼レフではなくミラーレスを選ぶ傾向があるように思います。が、モスクワではミラーレスはまだまだ見かけませんでした。
各カメラメーカーのロシア戦略ってどういった感じなんですかねえ。わたしがどこかのメーカーのミラーレスマーケティング担当者だったら、ロシアに力を入れたくなるなあ。これだけ一眼レフ所持率が高いということは元々のカメラ好き人口も多いだろうし、スマホ以上一眼レフを潜在的に求めているひとも多いように思うのです。ミラーレスが爆発的に流行る可能性もあるんじゃないかなあ。

いかがですか、ミラーレスシェアトップのオリンパスさん?

c0229234_033251.jpg
このおとーさんは家族の写真を撮っていました。が、なかなか納得のいくものが撮れなかったらしく、家族に指示出ししたり、人がはけるのを待っていたり、大変そうでした。がんばれ、おとーさん。

c0229234_043646.jpg
こちらも家族連れです。

c0229234_045858.jpg
こちらは若い女の子。撮る方は中腰で頑張っていましたが、撮られる方もいろいろポーズを変えたり工夫してがんばっていました。比べると日本の女の子はどうもシャイで、わらけるポーズはとれても、キメキメなポーズは照れくさくってとれない気がします。
[PR]
by monisha | 2013-05-22 00:11 | Moscow

モスクワ雑感その1

ゴールデンウィーク、二週間を費やしてフランス、イギリス(イングランド&スコットランド)、ロシアに行ってきました。...というと、みなさん口をそろえて「なんでロシア??」とおっしゃいます。次に多い質問は「なんでその三ヶ国?」「で、ロシアってどんな感じ?」でしょうか。
ロシアに行った理由やプラスフランスとイギリスに行った理由は長くなるのでひとまずおいておいて、多くの方が気になっているロシアについての感想です。一旅行者の私見、しかもモスクワにしか滞在していないので偏りが多いことかと思います。ロシア好きな方だったらこのブログを見て「ひどい!偏見だらけだし、わかってないなあ」と思われるかもしれませんが、あくまで私見であることをご了承ください。

c0229234_2344334.jpg
モスクワといえばこれ、聖ワシリー寺院。「赤の広場の玉ねぎ屋根の...」というと「あー!あれね」で通じるため、つい最近まで名前を知りませんでした。そういう方って他にもいますよね、きっと。

その1:無愛想な人、無表情な人が多い。

たとえばアメリカに旅行した際、見知らぬ人であってもレストランで目があえばニッコリしてくれます。イギリス旅行中、散歩中の犬をかわいいなあとじーっと見ていると、飼い主がこちらに気づきニッコリしてくれます。ところがモスクワでは、目があったとしても無表情なまま。こちらがニッコリすると逆に不審気な表情をされてしまいました。

一人旅ということを考慮し、モスクワで泊まったのは安全を考えて五つ星ホテルだったのに、スタッフのサービスは??でした。朝、ホテルから出かけるときにドアマンがすぐ近くに立っていても"Good morning!"の一言もありません。コンシェルジュに猫サーカスについて尋ねたときは、「なんでそんなものに行きたいのよ?」といった具合に鼻で笑われました...。コンシェルジュのおねーさんに劇場に電話してほしいと番号を渡したときのこと。番号は正しかったようですが、呼び出し音が鳴るばかりで先方は応答せず。すると、電話をかけ直すでもなく、「モスクワでは猫サーカスなんて人気ないから当日券でも買えるわよ。直接劇場に行けば?家で猫を飼っている人も多いし、動物が見たければ動物園に行けばいいのに、そんなところに行きたい理由がわからない。サーカスが好きだったら本物の方がいいのに」とのこと。正直というか率直というか、なんというか...。おねーさんあまり英語が上手でなかったため、余計にきつく聞こえたのかもしれませんが、さびしい気分になりました。

帰国後、母に「モスクワでは無表情なひとや無愛想なひとが多くてねえ」と言うと、「プーチンさんみたいな感じ?」とのこと。ぷ、プーチン!...でも、そんな感じかも。モスクワで見かけた方のうち、『プーチン大賞』を授与するとしたらこのひと。勤務中の軍人さんが努めて無表情なのは当たり前かもしれませんが、それにしてもこのひとはすごかった。去年、ロンドンでHorse Guardsの写真を撮りましたが、イギリスの軍人さん勤務中とはいえもう少し表情が柔らかかったような。

c0229234_2347590.jpg
なーんだか、プーチンさんに似ていません?わたしの周りでは、見たひとはみんな「あー、あー!!」とうなずいてくれるのですが。レーニン廟を警備中です。
c0229234_23471275.jpg
こちらの方が顔がわかりやすい?

知らない人に対しては愛想が悪いけれども、一旦知人になると途端に人懐っこいというお国柄なのかもしれませんが。大好きだったけれども今は亡き作家の米原万里さんのエッセイを読んでいるとそういった印象を受けるので。
が、会社でヨーロッパ人の方に「ロシアの人はunfriendlyで…」とこぼしたところ、「それは仕方ないわ!わたしは日本に住んだあとに、ロシアに行こうだなんてちっとも思わない。アジアの観光地で会っても、ロシア人は周りと交流せずにビリヤードばっかりしててねえ」とのことでした。クレムリンの武器庫のチケットを買う行列に並んでいるとき、一緒に待っていたセルビア人の女の子も「ロシア人はrudeでunhelpfulだ!」とチケット売り場のおばさんの冷たさに怒り心頭でした。で、その女の子の発言をたまたま耳にした通りすがりのアメリカ人は「That’s Russia(それこそがロシアよ)」と言って彼女にニヤッと笑いかけました。みんなそういうイメージなの?

ロシアの方って、世界中のひとにそういった印象を持たれているのでしょうか??もしそうだとしたら損なような気もしますが、みだりに愛想をふりまく方が変だという国民性なのかもしれません。

c0229234_23532036.jpg
この写真だけE-5 + 50mm-200mm F2.8-3.5
こちら、イギリスはロンドンでホワイトホールを警備中のQueen's Life Guard。

c0229234_2355193.jpg
表情が柔らかいのは馬と一緒だからでしょうか。ペットでないとはいえ、相棒に対しては愛着と愛情があるでしょうし...と勝手に想像しています。
[PR]
by monisha | 2013-05-19 22:40 | Moscow