旅、ときどきネコ

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個人旅行、一人旅大好き。デジタル一眼レフによる旅先の思い出を中心に時々ネコの写真です。09年11月から半年間はドイツ滞在記をupしていました。

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パリでのショッピング、その1はこちらでどうぞ。

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ショップのウィンドウには子供用チュチュが。

オペラ座のショップでは、かわいいものがたくさんあるので気づいたら沢山買っていました。
中央にあるピンク色のStanlowaのポーチはとってもかわいいのですが、高すぎ。キルトのミシン加工はすぐにほつれるし、ロゴがなければただのポーチ。…でも、このロゴがあるだけで嬉しくなってしまいます。完全にブランドに踊らされているわたしです。
バレエシューズ型の筆箱(…とわたしは思っているのですが、ポーチ?)はとってもリアル。本当のバレエシューズを作る工程と途中まで一緒なんじゃないかなあと思っています。
付属舞踊学校300周年記念グッズ。竪琴、ポワント、ダンサーを組み合わせたチャームです。手持ちの金のチェーンに通してペンダントにするか、キーホルダーにつけるか、迷っているところです。
ポストカードも沢山種類がありました。チュチュの写真がいかにもだなあと思ったので、こちらを選択。
左上にあるのはオペラ座のペーパークラフト。ハサミも糊も不要だそうです。

LA GALERIE DE L’OPERA DE PARIS
営業時間:1000-18:30(定休日なし)

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全部並べると、こうなりました。

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筆箱?それともポーチ? 本物と比べるとソールの縫い付け方が雑ではありますが、リアルです。オペラ座のロゴがポイント。

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山岸凉子のマンガですっかり有名になった舞踊を司る女神、テレプシコーラの持ち物といえば竪琴だそうです。

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ポストカードいろいろ。

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ペーパークラフト。帰国してから作りましたが、あっという間にできました。

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たまたま通りかかったAlexandre de Parisで、「あー!デパートの一階でよく売ってる高いヘアアクセサリーのお店!そっか、パリって名前がついてるくらいだし、ここが本店かも!せっかくだし、ちょっとのぞいていいですか?」と入ってしまい、気づいたら買ってしまったバレッタ。120ユーロって、冷静に考えたら髪飾りに費やす金額じゃありません。…でも、かわいかったし…。
「だいじょーぶだって、猫島ちゃん。あと20年、ううん、おばーちゃんになっても使えるって!」とSさん、Oさんに励まされ(?)、ついカードをきってしまいました。でもでも、たしかに長いこと使えそうなデザインですよね?

BOUTIQUE ALEXANDRE
235 rue Saint Honoré – 75001 PARIS – FRANCE
Tel: 01 42 61 41 34

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せっかく買ったので、モスクワでボリショイにドレスアップしたときにも、このあいだ会社の元上司の二次会があったときにも、ちゃーんと使いました。やっぱり気に入っています。

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ラストのショッパーの山は、残念ながらわたしのではなくSさんのもの。とっても楽しそうでした。そうそう、VAT還元手続は必ず物品を購入したその日のうちに行ってください。次の日でも出来ると思っていたら、その日のうちにしか出来ないとわかり、とってもがっかりしていたSさんでした…。見ているこちらも切なかったです...。あのとき「明日と言わず、今日中にやっちゃいましょうよ! そんなに時間かからないだろうし、お待ちしていますから!」とプッシュしておけば...。すみません。

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by monisha | 2013-06-26 23:42 | Paris
わたしがこれまで一緒に海外旅行に行くことが多かったのは、大学時代からの友人Kちゃんか母。
うちの母を買物にしばらくつきあわせると、疲れてきたり不機嫌になったりして、休日の百貨店のエスカレーター脇のソファでよく見かける「家族サービスでショッピングに来たものの、可哀相にくたびれ果てたお父さん」状態になります。要するに、買物嫌いです。
Kちゃんは買物嫌いではないのですが、とってもストイック。…わたしの目からするとストイックに見えるだけで本人的には何の無理もしていないのでしょうが。わたしと比べると物欲がないというか、「ああ、AもBもほしい。どっちにしよう?…えーい、迷ったら両方買ってしまえ!もう二度と○○には来ないだろうから、いい記念になるし!」的なところが全然なく、「AもBもいいなあ。でも、どっちもよく見えるってことはどっちもそこまで気に入ってないのかも。…まあ別にいいや」といった感じです。そのため、わたし一人がショッピングでテンション高くなっていることに、罪悪感を感じることもしばし。

Kちゃんと一緒に旅行するとき。
「うっわー、かわいーい!もうたまんない…もう買わないつもりだったけど、こんなん見ちゃうとねえ。どうしよう。かわいすぎる…。あ、Kちゃんお待たせしてごめん!すぐに終わるから。いや、今回は買わないから!」
「いーよ、好きなだけ見て。後悔ないようにね」
「いっつもわたしばっかり買ってごめん…写真撮るときも気づいたら自分の世界に入ってるし」
「いーよ、そこまで買いっぷりがいいと逆に気持ちがいいし」
「ごめんね、時間をとって。これ以上買ったらスーツケース閉まらなくなるのはわかってるんだけどねえ」
…といった具合です。

が、今回一緒に旅行した会社の先輩のOさんもSさんもショッピング好き。わたし以上に好きかもしれません。で、そういった方と一緒に買い物するとめちゃくちゃ楽しい反面、お財布にはとっても危険なことがわかりました。
「Sちゃん!そのベージュのバッグとピンクのハンドルの組合せ、絶対いい!」とOさん。
「ほんと、かわいーい♪ でも、その組合せだったらフューシャのエッフェル塔のキーホルダーも比須ですよね。ハンドルがベビーピンクで甘いから、ちょっとアクセントがほしいかも」とわたし。
「そう、そんなにいい?ほんま~?」と楽しそうに鏡を見るSさん。
「いい!」「いい!」声をそろえる二人。
「でも、さっきのブルーも…。やっぱりこの組合せは可愛すぎるかも」心が動きつつも躊躇うSさん。
「だめだめ、Sちゃん~。いっつもブルーばっかり買ってるし、似たようなのきっと持ってるって。たまには違う系統じゃないと」
…といった具合に、一人が迷っていると、あとの二人が絶対背中を押してくれます。『押す』というより『突き飛ばす』くらいの方が正しいかも。「買っちゃいなって~」は魔法の言葉です。

というわけで、パリではショッピングを堪能しました。

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Un Jour Un Sacのウィンドウ。今シーズンは緑が流行っているようです。

Un Jour Un Sacのマダムは、オレンジ色のワンピースに真っ赤な紙と靴が印象的。本体とハンドルを自由に組み合わせることができるのが売りのブランドなのですが、こちらのマダム、組合せ方法には相当こだわりがあるみたいです。
「このバッグとこの取っ手はOK?」
「ダメダメ、それは素材の雰囲気が違うからノー」
「えー、でもわたしはこれ好きだけど…」
「素材が全然違うものをあわせてもちっともエレガントじゃないわ」…といった具合です。
とってもお茶目な方で、最後にはこんなポーズを決めてくれました。
買うつもりはなかったのに、わたしも気づいたらポシェットを買っていました…。

BOUTIQUE UN JOUR UN SAC
27, boulevard Raspail - 75007 PARIS - FRANCE
Tel : 01 45 49 26 88
営業時間 : 11-13:30、14:30-19:00(日曜定休)
最寄駅:Sèvres - Babylone

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写真を撮らせて!とお願いしたらポーズをとってくれました。でも...
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外からお店を撮っていることに気づくと、こんなポーズを。素敵な方でした。わたしも年を重ねたらこんな風になりたいなあ。

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買うつもりはなかったのに、気づいたら買っていたポシェット。赤でかわいい!

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日本でも銀座に旗艦店がオープンしたりと、話題のレペット。パリでも人気のようで、ドアはひっきりなしに開き、お客さんが絶えることが全くありません。お店のおねーさんが親切なのも嬉しいところ。フラットのバレエシューズのときの方が、ヒールがあるシューズのときよりサイズが一つ上がるひとが多いそうです。なかなか合う靴がみつからなく、たくさん持ってきてもらいましたが、全然嫌な顔されませんでした。


BOUTIQUE REPETTO
22, rue de la Paix – 75002 PARIS – FRANCE
Tel: 01 44 71 83 12
営業時間:0930-19:30(日曜定休)

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一人で四足買ったわけではありません。…まさか!三人とも買ったので、こうなりました。なかなか壮観です。

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by monisha | 2013-06-24 00:03 | Paris
前置きが長くなりましたが、シュトゥットガルトのモスクワ公演のロミオとジュリエットの感想です。写真もYouTubeの動画の埋め込みもたっぷりで、盛り沢山です...。

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同じ場所をオリンパスのカメラ二種類で、どちらもホワイトバランスはオート、露出補正なしで撮りましたが、カメラによって大分個性が異なります。こちらは最上位機種、ミラーレスではなく一眼レフのE-5。シックで落ち着いていて、赤みが強いです。

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こちらはミラーレスの中でも下位機種、E-PM1。大分明るめです。周りを見ていると、写真好きの方はやや暗め、携帯メインで撮影する方は明るめの写真を好む傾向があるように思います。そのあたりも意識して、絵作りしているのでしょうか?E-5ではしっかり描写されているキャンドル型シャンデリアが、E-PM1では白飛びしてつぶれてしまっています。天井画もE-5の方がしっかりしていますね。色は好みが分かれそうですが...。


ジェイソン・ライリーさんのロミオ、すごーくよかったです。遥々ロシアまで来てよかった~。YouTubeにあった2009年にカナダのTV番組で行われたインタビューでは「あなたのロミオはこれまでに最高にhotだと言われていますが」と言われていたので、どれだけセクシーなのかと思っていましたが(じゃじゃ馬ならしのペトルーキオ、すごく色っぽかったですし)、わたしにはむしろyouthfulでsweetに見えました。少年ぽくてかわいくて、男性に使うに適切な言葉かわかりませんが、とってもチャーミング。おまけに、この日コンディションがよかったようで、跳躍は高いし回転はスパスパ決まるし、見ていて気持ちよかったです。昨年韓国でBallet 101を見たときは言葉を濁したもの、正直いまいちと思ったんですよねえ。その日たまたま体調が悪かったのか、そろそろ身体のキレが悪くなる年頃なのか、韓国の地方都市ということで気が抜けていたのか、真相はよくわからない...と思ったものです。今回、絶好調の様子を見てホッとしました。活躍するお姿が今後何年もまだまだ楽しめそうです。


このYouTubeの画像の08:17から"hottest Romeo ever”の発言が。ジェイソン、めっちゃ照れています。

わたしのすぐ前に芸術監督のリード・アンダーソンさんら関係者が座っていたのですが、リードさんから見ても今日のジェイソンは満足の出来だった様子。「体調を崩して5kgもやせたと言っていたが、むしろ身体が軽くなってよかったみたいだね。いつにもまして、高く飛んでるじゃないか。ハッハッハー」一幕終了後にそうおっしゃっていました。...盗み聞きするつもりはなかったのですが、ロシア語がさっぱりわからなくて心細い中では、自分がわかる言語である英語が自然に耳に飛び込んできてしまったものですから...。結構大きな声で話されていましたし。最初はリードさんと気づきませんでしたが、会話の中身とちょっとお年を召していたもののプログラムに載っている写真から、ようやくわかりました。

他のキャストも満足の出来とのこと。ロシア公演ということもあってかマキューシオ役はアレクサンドル・ザイツェフさん。そしてベンヴォリオはソリストから抜擢されたダニエル・カマルゴさんでしたが、ロミオたち三人のパ・ド・トロワはperfectと嬉しそうに一言。たしかに三人とも、あれだけ連続して行われるのにトゥールザンレールのタイミングがばっちり。コミカルな演技って、ある意味シリアスな演技より難しいと思うのですが、おどけた感じとかアホっぽさ(褒めてます)とか、三人とも役者だなあと思いました。しかしこのパドトロワ、三人の力量が揃っていないと見劣りしそうですね。一人だけ上手い、もしくは二人が上手いけれども三人目はちょっと...となると、かなり目立ちそうです。ひとつひとつのパをきっちり決めないとずるずると音楽から外れてしまいそうな踊りです。ダニエルさん、卒業年度を考えると22-23歳くらいのはずで去年の秋にソリストに昇格したばかりとのことですが、30代の経験豊かなジェイソンとアレクサンドルにひけをとっていませんでした。
アレクサンドル、パドトロワ以外でも素晴らしかったです。ロミオをからかう様子、ティボルトを挑発しまくる際のおどけた感と攻撃的な感が混ざったところ、刺されたことが信じられないという演技...。カーテンコールでも大喝采でした。

そして、リードさんが胸をおさえながらしみじみso touching(実に胸にくるよ)と形容されたバルコニーのパドドゥ。これがもう素晴らしかったです。この日から約三週間後にフェスティバルホールであった『マラーホフの贈りもの』でも同じくバルコニーのパドドゥを見ましたが、モスクワでも大阪でジュリエットは両日ともマリア・アイシュヴァルトさん。大阪でのマライン・ラドマーカーさんとモスクワのジェイソン、印象が全く異なる二つの踊りでした。

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リードさん。貴賓席の次にいい席にお座りでした。プログラムにサインでももらっておけばよかったかも...。「日本から今日のために来ました!」と思わず休憩時間に話しかけてしまったところ"ほほ~"というリアクションであり、"ええっ!?"という感じではありませんでした。日本人のファン、多いんでしょうねえ。

ジェイソンのロミオは衝動的。バルコニーに来たのも、ジュリエットの前に姿を現すのも、「自分でもよくわからないけど気づいたらここにいた」という勢いを感じます。一方、マラインロミオは落ち着きを見せました。舞踏会から去る前に実はジュリエットと密会を約束してたの?というくらい泰然としてます。思わず来てしまった、というよりは最初から来るつもりだったようです。
ジュリエットとの力関係(?)も随分と異なるように見えました。ジェイソンの場合、彼女への思いがあふれて仕方ない、そして彼女も自分のことを好きなのがわかってもう嬉しくて嬉しくて仕方ない、あー幸せ!と喜び爆発です。マラインはもっと余裕があるというか、彼女が自分のことを好きなのは既にわかっていたよ、というように見えます。
ジュリエットとキスをした後、思わずジュリエットが後ずさりところではジェイソンは「彼女を怖がらせちゃった?!どうしよう!」と慌てているのに、マラインは「驚いただけなんだろう?大丈夫だよ」とむしろそんなジュリエットを可愛らしく思っている様子。
そしてジェイソンロミオの少年らしさが特に発揮されたのはラスト、ジュリエットをバルコニーに持ちあげてから自分は地面へと飛び降りる場面。懸垂した状態でキスをしてからそっと降りるのですが、ジェイソン、一度キスをして降りかけてからやっぱりもう一度!と再び懸垂して二度目のキスをしてからようやく降りていました。よっぽど名残惜しかったんやねえと微笑ましくなりました。この場面、リードさんら関係者がかなり笑っていたので、リハーサルでも二度目のキスはなく、本番でのアドリブだったのかも。考える前につい行動してしまう、やんちゃなジェイソンロミオらしい場面でした。

それぞれのダンサーの解釈なのか性格なのか、同じクランコ版を踊ってもこれだけ異なって見えるっておもしろいですね。マリアさんのジュリエットはどちらのパートナーのときも少女らしくはあるのですが、相手にあわせたのか自然にそう見えるのか、ジェイソンと一緒のときは芯の強さを感じさせて少し大人寄り、マラインとのときは愛らしさが強調されて少女寄りでした。たとえていうなら、ジェイソンとのときは15と17くらい、マラインとのときは15と20くらいに見える雰囲気でした。原作ではジュリエットは13歳といっても、そこまで幼くは見えなかったです。16世紀の13歳と現代の13歳は精神年齢や社会的位置づけも違うでしょうし。マリア、ジュリエット役なんて何十回も踊っているでしょうに初々しい雰囲気が漂っているのが不思議でなりません。

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照明も柱の装飾も豪華絢爛。

ジェイソンロミオが少年ぽさあふれる憎めないキャラクターだったおかげで、最悪だったロミオの印象がずいぶんと変わりました。

ロザラインにベタ惚れだったくせにあっさりとジュリエットに心変わりした件。...まあ、若い男の子なんてそんなもんかもねえ。仕方ないか。とすんなり納得しました。わた自身しもえらくあっさり気が変わっていますが、いやなんていうか、あれだけ屈託や邪気がなかったら、腹を立てたり憤ったりする気にならないんですよねえ。同じことをしても、このひとだったら許せるけどこのひとは許せないって、実際ありますもんね。
ティボルトを殺めてしまった件。もうちょっとジュリエットのことを考えられなかったのかという気持ちは今でもありますが、マキューシオのことで頭に血が昇ってわけがわからなくなっちゃったんだねえ、かわいそうに、と同情する気持ちも強くなりました。ロミオは悪い子じゃないんでしょうけれども、まだまだ子どもだったというか。散々挑発したマキューシオもティボルトにも非はあったよねえ、という面もありますし。そして、修道院のシーンがカットされたのが吉。ティボルトの死をもって第二幕は終了して休憩へ突入、その後はジュリエットと迎える朝という展開になったため、自分の今後を嘆き悲しむ弱弱しいロミオを見ずにすみました。
なぜジュリエットがロミオと恋に落ちたかという件。これももう、仕方ないですね。あんなに魅力的なロミオだったら、そりゃもう相手の欠点なんて目に入らずにぽーっと舞い上がって恋にどっぷりと落ちるのも納得です。ジュリエットが状況を冷静に判断できるようなキャラクターだったら、そもそもあんなに情熱的に誰かを好きになることもなく、この話自体成立しないでしょうし。

やはり文字だけを読むのと、演じているひとの解釈が入った状態である舞台を見るのとでは全然違います。なぜこんなに身勝手なんだ!と理解に苦しんだ部分が、それぞれの登場人物の人間らしさに思え、ずいぶんと納得ができるようになりました。十代の感性と、今のわたしの感性が違うというのも大きな要因かもしれませんが。

素晴らしい舞台でしたが、唯一の不満は短すぎたこと。...休憩を入れて三時間というのは、よく考えたらあまり短くないのかもしれませんが、一旦幕が上がると、とにかく舞台に引き込まれるのでものすごーく短く感じてしまいました。おもしろい本を読んでいると、どんなに分厚くとも短く感じるのと同じなのかもしれません。ホテル代やらチケット代やら航空券やら、出費を考えてゾッとする気持ちがないと言えばウソになりますが、モスクワに来た甲斐は確実にあったと思います。幸せな時間でした。


バルコニーのパドドゥを四連発。最初は、マリシア・ハイデとリチャード・クラガンの伝説のペアです。マリシアの少女らしいキュートなジュリエットとリチャードの音楽性あふれるロミオ。この映像が残っていること、そしてupしてくださった方に感謝です。
07:52からキスと後ずさり、08:48から懸垂キスです。


アリシア・アマトリアンとフリーデマン・フォーゲルのペア。モスクワ公演初日の組み合わせです。


こちらもフリーデマンですが、今度はポリーナ・セミオノワと。ちゃきちゃきしたジュリエットです。


こちらはクランコではなくマクミラン版ですが、あまりにも美しいので...。アレッサンドラ・フェリとアンヘル・コレーラです。クランコのときよりもジュリエットが積極的というか元気というか、無邪気?素直?バレリーナの個性ももちろんあるでしょうが、振付によって同じ音楽、同じキャラクターでも随分と印象が異なります。
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by monisha | 2013-06-22 00:11 | 舞台
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ボリショイ劇場の新館は、赤ベースの本館とは異なり緑色ベース。ロシア語も英語もわからないけれども、パンフレットを買ってしまいました。

シュトゥットガルトバレエのボリショイ公演のロミオとジュリエットのチケットを買ったのは二月頭、公演自体は五月の頭。購入時点ではもちろんキャストはまだ決まっていません。...わたしが一番見たい、ジェイソンさんは出演するんでしょうか。
是非一度はクランコ版R&Jを見てみたかったので、キャストはどうあれ、見たらとりあえず満足するだろうなあという思いはありました。ガラではプリンシパル総出演でしょうから、こちらでは確実に見られるでしょうし。でも。せっかく遥々モスクワまで行くんだから、やっぱりジェイソンのロミオが見たい!...という思いもやっぱり捨てきれません。

最近のシュトゥットガルトでの配役からすると、ジェイソンは初日のロミオということはなさそう。でも、二日目のロミオ役はありえる。いやいや、初日のマキューシオの方が確率が高そうかも...と勝手に推理しては、うにゃうにゃどぎまぎする日々がチケット購入後しばらくは続きました。
仕事に忙殺され、そんなどぎまぎをすっかり忘れた旅行出発前日。開演時間を確認するため、久々にボリショイ劇場のホームページを開きました。すると、キャストが載っているではありませんか。そして、ロミオはジェイソン・ライリー。

ぎゃー!

会社の自分のデスクにいましたが、思わず椅子を蹴飛ばして立ち上がってしまいました。...どうしよう。嬉しすぎる。傍から見たらきっと不気味な笑みにしか見えないのでしょうが、顔が勝手にニコニコニマニマしてしまいます。
少し落ち着いて、よくよくキャストを見ると初日の方が明らかに豪華です。フリーデマン・フォーゲル(ロミオ)、アリシア・アマトリアン(ジュリエット)、フィリップ・バランケヴィッチ(マキューシオ)、マライン・ラドメーカー(ベンヴォリオ)、ニコライ・ゴドノフ(ティボルト)、エヴァン・マッキー(パリス)。ニコライさん以外、プリンシパル総投入です。シュトゥットガルト現地で見ても、これほどのキャストは揃わないのでは。あれ?こっちの方が見たいかも。...いやいや、ここはやはり初志貫徹で。あー、本当に嬉しくて仕方ない。めーっちゃ楽しみです。

無事、4月24日に関空を飛び立ち、その後パリ⇒エジンバラ⇒ヨーク⇒ロンドンと周遊し、あっという間に公演当日となりました。

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これが念願のチケット。

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ボリショイ劇場の外観が透かしで入っています。偽造防止のため?

さてわたし、ロミオとジュリエットの原作に多少馴染みがあります。アメリカで高校時代を過ごしましたが、その際英語の授業(つまりは国語の授業ですね)で、課題図書の中に含まれていたからです。話が逸れてしまうので詳しくは書きませんが、今思い出しても英語の授業は興味深いものでした。今話題のグレート・ギャツビーをはじめアメリカ文学がもちろん中心ではありますが、シェークスピア、オースティン、ディケンズといった英文学があったり、なぜかドストエフスキーの罪と罰やマキャベリの君主論を読んだり。ハードだし宿題だらけで大変でしたが、振り返ると充実した授業ばかりでした。

ロミオとジュリエットは9年生のときに読みましたが、このときのロミオの印象は最悪。登場人物の中で、一番きらいだったといっても過言ではありません。

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ボリショイ劇場はクロークの札まで立派です。

まず衝撃的だったのは、ロミオが物語冒頭ではロザラインにベタ惚れなこと。えーっ?!ロミオとジュリエットって二人の愛の物語じゃなかったの?? キャピュレット家の舞踏会に忍び込んだのも、一目ロザラインに会いたいから。そして、それだけロザラインについて騒いでいたというのに、ジュリエットにった瞬間にこちらに一目惚れ。以降、ロザラインのロの字も口にしません。なんていいかげんな奴。恋から冷めるの早すぎちゃう?こんなんだったら、物語が続いていたとしたらジュリエットへの思いもどこかであっさり冷めたんちゃう?一途とはほど遠いロミオに憤った、14歳のわたしでした。

次に気にいらなかったのが、ジュリエットの従兄ティボルトを殺めてしまうシーン。親友マキューシオを殺されていくら頭に血がのぼっていたといっても、新婚早々のジュリエットを思えば、あそこは刀を手にとるべきじゃないでしょう、ロミオくん。そして、ヴェローナからの追放が決まってからの修道院でのシーンの女々しさ。マキューシオが亡くなった悲しみやティボルトへの後悔の念など微塵もなく、今後の自分はどうなるのかと嘆くのは自分のことばかり。ほんま自分勝手やなあ。

そして最後のキャピュレット家の墓所のシーン。ここまででロミオにかなりの嫌悪感を抱いたわたしは、タイミングの悪さを悲しく思うというよりは、ほんまロミオはアホなやっちゃ、という思いしか持ちませんでした。同情すべきはジュリエットです。事態を改善すべく、いろいろ手を打ったのにこんなことになっちゃって...。気丈なジュリエットがなんでロミオみたいなダメダメさんと恋に落ちたのか、理解に苦しんだものです。

14歳の自分の戯曲を読んだ感想を振り返ったところで、さて今のわたしはバレエに対してどのような感想を持ったでしょうか。最悪なロミオの印象は払拭されたのか。
続きはまた明日。

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休憩時間にオーケストラピットを見に行くと、指揮者の楽譜に大きな書き込みが。"Vorhang auf!"ってどういう意味だろう、と後でググってみたらcurtain up、つまり「開幕!」ということでした。バレエ団が海外ツアーに出る際、オーケストラは同行しないことがほとんどですが(コストがかかりすぎるので)、テープ録音を使わない限り指揮者は同行します。
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by monisha | 2013-06-21 23:37 | 舞台

ボリショイ劇場×3

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ラ・バヤデールのニキヤ役のEvgenia Obraztsovaさんとソロル役のAlexander Volchkovさん。カーテンコールのときに、お客さんがフラッシュを焚いて写真を撮りまくっていて驚きました...。ボリショイ初日はさすがに一眼レフは劇場内に持ち込みませんでしたが、二日目はしっかり持ち込みました。

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もう一枚。今度は横で。


今回のモスクワ旅行の目的は、バレエ鑑賞が一番。次いで二位が赤の広場の聖ワシリー寺院をはじめ、町並みを楽しむこと。三位がヴェルニサージュでマトリョーシカを買うこと。...という順序でした。そのため、バレエのチケットは売り出し直後、つまり公演の約三か月前に一番高い席をしっかり購入。見たのは、次の三つの演目です。

シュトゥットガルトバレエのロメオとジュリエット
ボリショイバレエのラ・バヤデール
シュトゥットガルトバレエのMixed Repertoire(ガラ公演)

楽しみにしていた順序も上の通りです。
で、見た後の感想とお気に入り度は?

R&J >= Mixed Repertoire >> La Bayadere
...となりました。

チケットの価格は、バヤデールが3万円強、R&Jが2万円強、ガラが1万円強という順番だったのですが。
バヤデール(ロシアだからバヤデルカと呼ぶべきでしょうか?)が悪かったというわけではないのですが、後から振り返るとシュトゥットガルトの二公演と比べるとなんだか印象が薄くなってしまいました。

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案内係の方、赤い制服がかわいかったです。

バヤデールを見ていて、一番記憶に残っているのは影の王国の群舞。...圧倒されました。32人のダンサーがアラベスクを繰り返しながら、少しずつ少しずつ進んでいくのですが、その間中、客席が全員舞台に吸い込まれるように集中しているのが肌で感じられました。わたしも見ていて、鳥肌が立ってきました。
影の王国は、ソロルが阿片でラリっている中で見る幻覚。月夜のような青白い照明、シンプルな白いチュチュに軽やかなヴェールという幻想的な衣装、同じ振り付けの繰り返しという条件が重なり、見ているこちらも幻覚を見ている気分になりました。これまでわたしが見た中でコールドバレエが一番きれいなのは新国立でしたが、さすがボリショイ、本当にいいものを見せていただきました。
あれだけの人数がいながら、ポワントの音が耳をすまさないと聞こえないくらい静かなこと。体型が皆素晴らしく美しいこと。脚を上げる角度やタイミングのそろっていること。先頭の方なんか、30回、いや40回はアラベスクをしているように思うのですが、ふらついたりバランスを崩すダンサーなんてひとりもいません。なにが素晴らしかったのか、要素ひとつひとつを言葉で説明することは出来ますが、それがすべてあわさったときの相乗効果、舞台を見ている間の夢を見ているような気分は、なかなか描写できません。

この日ニキヤを踊ったエフゲーニャ・オブラスツォーワさんも素晴らしかったです。『プリマバレリーナ』という言葉からイメージするダンサーそのもの。ボリショイにスタイルのよくないバレリーナなんていなかったように思いますが、それにしても小顔に腰が高く腕が長いとプロポーションが整っていて、美しい脚線に高い甲。おまけに美人。決めのポーズが気持ちいいくらい決まり、キープ力抜群で見ていてハラハラするシーンなんて一つもありません。バドドゥを見ていても、男性のサポートなんていらないんじゃ、というくらい安定しています。

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影の王国の群舞ダンサーたち

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エフゲーニャさん。前の方の頭で脚が切れていますが...。とにかく可愛い!美人!華奢そうですが、アップで見ると筋肉のかたまりです。

では、何がいまいちだったか。......自分でも理由がよくわからないのですが、なーんか印象が薄いんですよねえ。見ている最中はよかったけれども、終わったあとに余韻が残らないというか。きれいだけれども、感動しなかったというか。
ひょっとしたら、見た順番のせいかもしれません。前日に見たのはクランコ版ロミオとジュリエット。あらすじ自体もこちらの方がドラマチックですし、振り付けも難易度の高いリフトの連続などアクロバティックな要素が強いですし、登場人物が自分の感情を前面に押し出しています。

それと比べると、バヤデールはごく古典的な作品。振り付けはごくごくスタンダードというかオーソドックスです。登場人物が嫉妬とか愛情とか、感情を出さないわけではありませんが、どこか抑えているように見えました。感情の抑制を感じるのは、振付のためなのか、バレエ団のカラーなのか、個々のダンサーなのか、複数の要素がからみあっているためなのか、正直理由はよくわかりませんが。

もうひとつ気になった点を挙げるとしたら、男性ダンサーがいまひとつ元気がないように感じたことです。全体的に品がよすぎるというか、あまりエネルギーを感じました。覇気がない...といったら、言い過ぎでしょうか。たとえば、ブロンズアイドルのイーゴリ・ツヴィルコさん。難易度の高い振付、跳躍と回転の連続で、間違いなく劇場を沸かせる人気の踊りのはずですが、肝心なところで手をついてしまったりして、キレがもうひとつ。全然ダメ!...というわけではもちろんありませんが、なーんか華を感じません。踊りも衣装も(金粉を衣装と呼べるのか?)派手なのに、なぜでしょう...?そして、ソロルのアレクサンドル・ヴォルチコフさん。とってもエレガントですし、安定感があるのですがどこか物足りなく感じました。何かが不満というほどではないのに、なぜか印象が薄いんですよねえ。なんでなんだろう。わたしの好みでしょうか。ソリストがもうひとつでも、群舞ならどうか。こちらも思っていたほどの迫力は感じませんでした。ボリショイということで期待感を大きすぎたのでしょうか。日本公演でのスパルタクスは大好評だったようなので、わたしの感性の問題かもしれませんが。

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廊下はピンク色。

それにしても、バヤデールのチケットは満足度の割には高すぎでした。来日公演のS席でも3万円はしないことを思うと、特に。でも、完成してまださほど時間の経っていない、豪華絢爛な新生ボリショイ劇場で、ここをホームとするボリショイバレエ団の全幕ものを見たい!という希望が叶ったことを思うと、まあいいかという気もします。一生に一度の出来事でしょうし、きっと。
芸術監督襲撃事件の衝撃が冷めやらぬ中、劇場周りの治安はどうなのかなあと正直心配な部分もありましたが、特に問題ありませんでした。劇場入り口で手荷物を目視検査に出し、人間自体は空港のような金属探知機を通る必要がありましたが、真剣に治安維持を目的としているというよりは、そういう決まりだからやっているという雰囲気です。手荷物検査くらい、Jリーグでもディズニーランドでもありますしねえ。あの事件自体も、観客が標的のテロなどではなく、内部犯行ということですし。

いろいろ文句はいったものの、あの豪華な内装と雰囲気を味わうだけでも、十分価値はあるかと思います!
当日券は出たり出なかったりするようなので、バレエがお目当ての場合は是非とも日本にいる間に予約しておくことをお勧めします。チケットを購入しようとする最中に突然ロシア語になったりしますが、ボリショイ劇場は一応英語のサイトもあります。ロシア語とはいえ、google翻訳で英語にすると、結構正確な(正確と思われる?)訳が出てきますので、英語をはじめヨーロッパ系の言語が出来るかたでしたら、問題なく購入できるかと。ロシア語も英語も自信がない!という方は、各旅行社に代行手配をお願いするのも一手です。

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Nikia: Evgenia Obraztsova
Dugmanta, Rajah: Alexei Loparevich
Gamzatti, his daughter: Anna Tikhomirova
Solor, the noble warrior: Alexander Volchkov
The High Brahmin: Andrei Sitnikov
Toloragva, warrior: Alexander Vorobiyov
The Bronze Idol: Igor Tsvirko


舞台ではなくリハーサル姿ですが、エフゲーニャがまさしくバヤデールの練習をしている動画がありました!インタビューはロシア語なのでこれっぽっちもわかりませんが、どうぞ。

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by monisha | 2013-06-19 23:03 | 舞台

趣味に走った旅。

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ヨーク駅のホーム。今回、鉄道での移動が多い旅でした。電車もネットで予約できるので、最近の個人旅行は本当に楽になりました。6-7年前にロンドンでミュージカルのチケットをとろうとしたときは、海外からは電話予約しか受け付けない劇場がまだあったのに...。

ゴールデンウィークにロシアに行くことを決めたわたしは、会社でゴールデンウィークはがっつり休みをとることを宣言しました。「GWまではがんばりますが、GW期間中は一切働きませんから!」元々うちの会社は、GWが飛び石にならないように間の平日は会社の公休(…といっても自分の有給から引かれるだけですが)にしてくれたり、上司や部署にもよりますが、全体的には長期の休みをとってもそんなに顔をしかめられることのない文化。「なんでロシア??」とは聞かれましたが、「一月からふざけんな!まじめに働け!」と怒られることは幸いありませんでした。

「へー、猫島ちゃんロシアに行くの?でもGWの後半でしょ?なら前半はうちらとヨーロッパに行かへん?」そう言ってくれたのは、去年から仕事でからむことの多い先輩のOさんでした。
「へ?ヨーロッパって言っても広いですが、どこですか?あと、うちらってどなたですか?」誘ってくださったのはもちろん嬉しいものの、戸惑うわたし。
「マイレージが貯まってたから、羽田とパリの往復は決まってるけど、それ以外は決まってへんねん~。どこか行きたい場所ある?一緒に行くのはSちゃん。猫島ちゃんも会ったことあるでしょ?」
この時点でSさんにはまだ二回しかお会いしたことがありません。先方も、せっかくの旅行なのにあまりよく知らないわたしと一緒でもよいのでしょうか?それに、ヨーロッパどこでもって…えっらい幅が広くないですか??「ご一緒出来た方が楽しいとはおもいますが、Sさん、よろしいんでしょうか?それにOさんもわたしもかなりヨーロッパのあちこちに旅行していますよね。どこに行きます?場所が決まってからの方がいいんじゃ…」

そうこうしているうちに、Sさんもわたしが同行しても本当に全然構わないことがわかり、とりあえずパリにご一緒することになりました。でも、パリとモスクワの間にどこに行くの??

候補に挙がったのは、ポルトガル、ブルガリア、ポーランドなど。ポルトガルは、旅行したことのある方はみなさん絶賛するので気になって。でも、ガイドブックを見たところ世界遺産等みどころが多すぎて、一週間くらいはほしいところ。3-4日で周るのは少々無理があります。ブルガリアとポーランドはあまり行ったことがあるという話を聞かないのでとりあえずどういった場所か調べてみましたが、あまりにも情報が少なすぎていまいち関心が湧いてきません。ブルガリアといえば薔薇、ポーランドといえばショパンという、偏ったイメージのままです。ドイツに住んでいた頃、BBC等英語チャンネルを見ていると、オフィスを誘致しようというポーランド政府によるCMが流れていたことくらいしか覚えていません。ブルガリアについてはもっと知らなく、薔薇とヨーグルトくらいしか…。無知ですみません。
パリから電車で行ける場所を中心に、フランス周遊もいいかもなあと思ったのですが、いまいち具体的に行きたいところが思い浮かびません。子どものときに行ったところ、大聖堂が美しかったランスくらいかなあ、是非行ってみたいところは。

…もういいや。誰も具体案がないんだったら、いっそわたしのマニアック趣味に付き合っていただくのも手かもしれない! と、開き直ったとたんにアイディアが浮かびました。
Outlanderを読んで以来、一度は行ってみたかったスコットランド。好きな作家であるJo Beverleyが車さえ通っていなければ昔のまま…と表現したヨーク。Hudsonに載っていたヨーク近郊のお屋敷ホテル。そして、どこかのカントリーハウス。できたら館内撮影OKなところ。…あ、ヨーク近郊にCastle Howardがある。ついでにできたら、ロンドンでミュージカル。せっかくだったら、寝台特急にも乗っちゃう?

ということで、パリ⇒ユーロスターでロンドンに移動⇒ミュージカル⇒その晩に寝台特急カレドニアンスリーパーでエジンバラ⇒電車でヨーク⇒お屋敷ホテル滞在⇒カッスルハワード⇒電車でロンドン…という移動の多い少々ハードなプランがあっという間に出来上がりました。
もちろん、わたしの独断だけではなく最終的には三人で決めましたが、「いい!完璧!」とそのときは三人全員がにんまりしたものです。

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アウトランダー(ダイアナ・ガバルドン著)で、ジェイミーが印刷工房を営んでいたエジンバラ。いつかインバネスにも行ってみたいです。

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ヨークの路地。

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お屋敷ホテル、ミドルソープホール&スパ。ヨーク駅からタクシーで10分強。

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ヨーク郊外にあるカッスルハワード。

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レミゼラブルは満員御礼、一席も空いていない状態でした。さすが映画効果。

完全フリーで旅行をするときに重要なのは、「この旅でこれだけはしたい(or見たい)!これさえできれば文句ない!」という目的を決めることだなあとつくづく思います。実際に行ってみて、お目当てがガッカリな代物だったとしても、「まあ実際に見てみなかったら"本当はどんな感じなんだろう?"ってずーっと思っていただろうし、ネタになるし!」と思えるので。
目的を決めずにとりあえず旅に出て現地で決めるのが楽しいという方もいますし、そういった考えを否定するつもりはありませんが、わたしの場合、予めやりたいことを決めておかないと時間を無駄にしている気がして、なんだかもったいなく感じてしまいます。もちろん、プラン通りに進まないこともしばしなので、これは切り捨てていい、これの代わりにこれでもいいかと臨機応変さもいりますが。うちの会社ではよく”contingency plan”という言葉をよく使うのですが、旅行もそうではないかと思います。Contingency plan、アルクでは危機管理計画と訳されていましたが、わたしの周りではもうちょっとカジュアルに「上手くいかなかったときの対応策」くらいのニュアンスで使われているような気がします。

今回の旅行では、パリではショッピング。エジンバラでは街の雰囲気とナショナルギャラリーのフェルメール。ヨークではお屋敷ホテルとカントリーハウス。ロンドンではナショナルギャラリーのフェルメール三枚とミュージカル。モスクワではボリショイ劇場でシュトゥットガルトとボリショイ。
どれも事前に決めていた目的を達成できましたし、どれもそれぞれの観点からとっても楽しめました。
でも、ヨーロッパはやっぱり遠いので次はアジアのどこかに行きたいです…。

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本当にわたしの趣味に走った旅でした...。でも、OさんもSさんも楽しかったと言っていたので多分大丈夫。エジンバラにあるスコティッシュナショナルギャラリーの外観です。夕日に染まっています。

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フェルメールのマリアとマルタの家のキリスト。数日後、ロンドンではヴァージナルの前の二作品を見たため、最初期と晩年を見比べることができました。ケンウッドハウスが修復中のため、ギターを弾く女もあり、一挙にフェルメールが四枚も見られました。めっちゃラッキー。
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by monisha | 2013-06-18 00:51 | York

ロシア行きの理由

思いつくまま、気の向くままに文章を書いているので、順序がおかしなことになってしまいましたが、今年のゴールデンウィークにフランス→イギリス→ロシアと不思議な組み合わせで旅行することになった経緯です。

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夜のボリショイ劇場

それは、去年の秋のこと。六月の来日公演ですっかりシュトゥットガルトバレエに魅了されたわたしは、年末年始の休暇を使い、本拠地に行ってバレエ漬けになる予定でした。数年前ボンに住んだことがあるため、旅行地としてのドイツには正直それほど魅力を感じませんでしたし、演目がドンキホーテなのは少々残念でしたが(どうせならクランコかノイマイヤーが...)、それでもジェイソン・ライリーさん見たさに行く気満々でした。
しかし。九月に入った頃からわけがわからなくなるくらい、仕事は忙しくなっていき、旅のことを考える余裕などとてもありません。また、公演の日程は決まっていますしチケットは売り出されているものの、キャストは発表されず。そりゃ、どのダンサーが出演しても素晴らしい舞台になるとは思いますが、でもわざわざドイツ、しかも直行便のないシュトゥットガルトまで行ってお目当てが見られなかったらねえ。...とかうだうだしているうちに、気づいたらどの公演も売り切れ。フライトだけは仮おさえしていたので、なんとかならないものかと劇場窓口に国際電話したりメールを送ったりしましたが、一切戻りもないとのこと。
......。
もっと早く行動しておけばよかった。せっかくの長い休みだったのに...。とたいそう後悔したわたしでした。

ところでシュトゥットガルト歌劇場のチケット窓口のおねーさん、大変愛想が悪かったです。複数受付の方がいるようですが、ドイツ語しかわからない方がいるようで、初めて電話したときは「Hello?」と話しかけると、二秒くらいの沈黙の後にガチャっと電話を切られてしまいました。二回目は電話こそ切られなかったものの「英語わからないって言ってるでしょ!ドイツ語で話しなさいよ!」と怒鳴られました。わたしもドイツ語わかりませんが、ニュアンスと単語だけは聞き取れるものです。怒ってる雰囲気って、万国共通ですね。もしシュトゥットガルトのチケットを買うのであれば、ドイツ語ができない方の場合、電話ではなくネットで購入することを強くお勧めします。高い国際電話で、あの冷たい対応には正直へこみました。三回目にかけたときは、英語を話すおねーさんが優しく対応してくれましたが。

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劇場前の噴水

とまあ、こういった経緯があったため、わたしは決めました。次に何かやりたいことや見たいものがあった際には、さっさと、とっとと行動しようと。間際に何かしようとすると、余計な手間はかかるし、手間ばっかりかかった挙げ句に報われないかもしれないし、ろくなことはありません。

そこで、お正月休みに2013年のバレエ団公演スケジュールをじっくり研究しました。①まず、わたしが見たい演目。②次に、ある程度まとまった休みのとれそうな時期。③そして、公演と公演の間隔。連日、あるいは一日おきに公演がある場合は一度の滞在で何回か舞台が見られそうですが、間に三日くらい空いてしまうと、何日も連泊するか、周辺都市を周遊してから戻るかしないと、厳しい状況です。

といったことを考慮すると、第一候補は五月頭のモスクワツアーになりました。
......。モスクワかあ。ドイツのバレエ団に所属するカナダ人のダンサーを見にロシアに行くって、何とも不思議な状況です。

でも、①の見たい演目はクリア。今回のモスクワツアーではロミオとジュリエットも、ガラもどちらも見られます。全幕もので物語バレエにどっぷり浸かり、美味しいどこどりであるガラで多彩なプログラム、多彩なダンサーが見られるとは一度の滞在で全然違うテイストのものが味わえる、素晴らしい機会です。もしR&Jでジェイソンがロミオ役でない、あるいは出演しなかったとしても、ガラにプリンシパルが出ないことはまずないだろうから、確実に見られそうです。そして、ゴールデンウィークまっただ中ということで②のまとまった休みという項目もクリア。③の公演と公演の間隔も完璧。R&Jは二公演続けてですし、ガラもそこから一日空けて二公演連続。...文句の言いようがないスケジュールです。

唯一不安なのは、行き先がロシアだということ。EU圏内+αだったら、一人でどこに行くのも平気ですが、ロシアに一人ではねえ。アルファベットじゃなくてキリル文字だから全然看板とか読めないだろうし、ロシアでは英語が話せる人は少ないって聞くし...。なーんか、不安です。かといって、バレエを見るためにわざわざロシアに行ってくれそうな友達がいるかというと...。何かのついでにバレエも見ない?というノリだと行ってくれるかもしれませんが、バレエがメイン、しかもロシアのバレエ団ではなくドイツのバレエ団というと、向こうもかなりバレエ好きではないとなかなか難しい状況です。かといって、これだけ条件がそろうというのもなかなかなさそうな機会なのに、諦めるのももったいない話です。ひょっとしたら来年は仕事が忙しすぎてゴールデンウィークにも休みがとれない、なんていうことになっているかもしれませんし。
まあ、うじうじ悩むのも面倒だ。もう行っちゃえ!

...ということで、ゴールデンウィークにロシアに行くことは決まりました。そこに何故フランスとイギリスもくっついたかはまた明日。

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青空に映える劇場

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劇場の中央に飾られたこの像、アポロだそうです。あんまり顔がきれいなので、わたし、女神かと思っていました...。女神が馬車だなんてえらい勇ましい、戦いの神?...とか勝手にいろいろ想像を働かせてしまいました。
ところでボリショイ劇場が再開した折にはこの像についてちょっとしたひと悶着があったそうで。ソビエト時代はずっとなかったのに、なぜわざわざイチジクの葉がつけられたの?と。なんでも19世紀に建造された当初にはしっかり葉っぱがあったそうですが、第二次世界大戦後にいつの間にか落ちてしまっていたそう。そしてその後ずーっと修復されなかったので、モスクワっ子の間では葉っぱがないのがむしろ当たり前になっていたそうです。100ルーブル紙幣に描かれたボリショイ劇場のアポロは、葉っぱなしバージョンだとか。…知っていたらお札の写真を撮っておいたんだけどなあ。

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by monisha | 2013-06-17 23:47 | 舞台
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ロンドンのMontague on the Gardens。重厚なインテリアです。

イギリスに滞在した五泊の間に、スコーンを三度食べる機会がありました。一度は、ヨークの人気ティールーム「Betty’s」で。二度目は、ヨーク郊外にあるカントリーハウス、Castle Howardの「Courtyard Cafe」にて。そして三度目は、ロンドンの大英博物館近くにあるかわいいホテル、Montague on the Gardensにて。さて、この三ヶ所のうち、どこで食べたクロテッドクリームが一番美味しかったでしょうか?

...とクイズを出してみると、「うーん。人気ティールームっていうのはポイント高そう。ベティーズ⇒ロンドンのホテルのアフタヌーンティー⇒観光地のカフェ...かなあ?」もしくは「やっぱりロンドンの一流ホテルが一番ちゃう? ロンドンのアフタヌーンティー⇒地元での人気ティールーム⇒もうひとつのところ...な気ぃするなあ」というリアクションが多いように思います。

もっとも、一番多い反応は「は?くろてっどくりーむ?それなんですか?」というものですが。...そりゃそうかも。紅茶好きかスコーン好ききじゃなかったら、馴染みがないもので当然なのかもしれません。
食べ物は何でもそうかと思いますが、食べたことのない方に味を説明するのは大変難しいことです。「くろてっどくりーむって何?」そう聞かれると、苦心しながらこんな感じに答えています。

「えっと...色や質感からして見た目はバニラアイスみたいな感じ。お店で食べると、まあるくこんもりした状態で盛りつけられていることが多いので、知らない人だったらまさしくバニラアイスにしか見えない!...と思うかもしれません。まあどちらも乳製品ですしねえ。固さは生クリームとバターの中間くらいっていえばいいのかなあ。あ、でも生クリームでもバターでもたっぷり食べると胃もたれするっていうか、しつこい感じするじゃないですか?クロテッドクリームは意外とあっさりしてるんですよ! 決してしつこくないんです!!でもただのあっさりじゃなくて、しっかりコクがあるっていうか...。まあ、あっさりといっても実は相当の脂肪分、コレステロール、カロリーだと思われますので、腹もちがめちゃくちゃよくて...。ほら、上等のダブルクリームのチーズを食べるとその場では結構さくっと食べられるけど、後からお腹ふくれてくるじゃないですか?あれと似ているかもしれません。一言でいうと、さりげなくくせになる味なんですよ~」
好きなものの話となると、えっらく饒舌になるわたしです。
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イギリスで紅茶を頼むと、ミルクをたっぷり持ってきてくれるのが嬉しいところ。日本の喫茶店ではちょっぴりしかくれないのですが、わたしはなみなみと注ぐのが大好きです。神保町のタカノでなみなみミルクティーを飲んで以来、ずーっとなみなみ派です。

わたしの解説だと感情的すぎてよくわからないかと思いますので、Wikipediaを抜粋するとこうです。

「ナッツのような香り、牛乳を温めた香り」「濃厚で甘い」と表現される。乳脂肪分が極めて高く、最低55%、平均64%。その脂肪分の高さから、アメリカの法律上ではバターに分類される。人気は高いものの、その賞味期限の短さからほとんど輸出されていない。飽和脂肪酸が多いため、健康に悪いと評する栄養士もいる。100gのクロテッドクリームは586キロカロリーであり、200gのチーズバーガーに相当する。

倍の重さのチーズバーガーのカロリーに匹敵って...。知らぬが仏なことを知ってしまいました。

で、このクロテッドクリーム、紅茶と一緒に熱々のスコーンと苺ジャムと一緒に食べるのが定番です。時々ブルーベリージャムやラズベリージャムも見かけますが、林檎ジャムやマーマレードと一緒に...という組合せは見たことがないかも。スコーンの熱さにとろーりひんやりとしたクリーム、甘酸っぱいジャム...最高です。書いてたら食べたくなってきました。

さて、冒頭の質問に戻りますが、三ヶ所のうち最もクロテッドクリームが美味しい!...とわたしが感じた場所はどこでしょうか。

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こちらはBetty's。人気店だけあって大行列。ヨーク市内に二軒あるうち、ステンドグラスが素敵な方は列があまりにも長すぎるので諦めました。
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Castle Howard。スコーンを主役にした写真のため、肝心のクロテッドクリームがはっきりと写っていません...。
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Montague on the Gardens。こうやって比べると、ディスプレイ方法が明らかに一番洗練されていますね。


...正解は、カッスルハワードのカフェ。二位と三位はあまり大きな差はありませんが、強いて順位づけをすると、二位がモンタギューホテル、三位がベティーズです。とはいうものの、決してベティーズのクリームがまずかったわけではありません。前日ベティーズに行ったときは「...なんておいしい!ミルクティーとスコーンとクロテッドクリームとジャムの四位一体!いや、紅茶と牛乳を分けて考えるならば五位一体!もう最高!イギリスの食べ物はまずいって言うたんは誰や!」という勢いでした、わたし。でも、カッスルハワードでクリームを食べた瞬間、「あれっ?」と思ってしまいました。

「Oさん、Sさん。このクリーム...気のせいか、昨日のベティーズより美味しくないですか?あちらの方が有名店なのに」
「そう?どっちもおいしーねー」とOさん。
「わたしはそもそもパンとかにあんまりバターをつけない方だから、食べ慣れてないしよくわからないかも。そうなの?」とSさん。口が卑しいのはわたしだけ?
「昨日が美味しくなかったわけじゃ決してないんですよ~。でもこっちの方が絶対美味しく感じる。まあ、ただ単にわたしの口にあっているだけかもしれないですけどね」
「だいじょーぶ!」Sさんがわたしの背中をどーんと叩きました。「口にあったのは猫島ちゃんだけじゃないって。隣りのテーブルのおじさんの口にもあってたみたい」
「あ、やっぱり目に入りました?」わたしたちが料理が来るのを待っていた間、隣りのテーブルではクリームティー真っ最中。初老のご夫婦がスコーンを召し上がっていました。おじさん、よっぽどクリームが口にあったのか、ナイフを器用に使って容器からクリームをこそぎとって、最後まできれーに片付けていました。あまりにきれいな片付けぶりを、じっくり見たら悪いかなあ思いつつ、こっそり観察していたのはわたしだけじゃなかったんですね。
「いやー、おじさんの気持ち、わかりますよ~。わたしもきれいに隅々までクリーム食べたいですもん」

この後ロンドンで食べてクリームも美味しかったのですが、わたしの中ではコートヤードカフェで食べた味には敵いませんでした。メーカーによってクリームの味がずいぶん違うんでしょうね。日本に戻ってからスコーンが恋しくなり、中沢のクロテッドクリームを買いましたが、あっさりしすぎているのとクリームが柔らかすぎるということで、なんだか頼りなく感じてしまいました。以前食べたときは美味しく感じたのですが、イギリス直後は分が悪かったのかもしれません。

というわけで一言でクロテッドクリームといっても、同じイギリス国内でもそれぞれのようです。イギリス旅行の際、アフタヌーンティーを複数回というのは金額的にも胃袋的にもきついかもしれませんが、クリームティーだったらもっと気軽に試せるはず。是非、異なるクリームの味を比較しご堪能ください。

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これもMontague on the Gardensの写真。実際にアフタヌーンティーを頂いたのは、こちらででした。
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by monisha | 2013-06-15 23:29 | York
わたしがモスクワを訪れたとき、ロシアはイースター休暇真っ最中。ホテルの近くの広場では巨大卵をペイントするイベントが開かれていました。デザインとか色の感覚とか、個性的でおもしろいなあと思ったので、展示されていた全ての卵の写真を撮りました。
というわけで、卵の写真が延々と続きます。

ピカソ風?
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オランダのキューケンホフで見たチューリップ畑ってこんな感じでした。
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これはわかりやすい、エジプト風ですね。
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ゴッホといえばゴッホだし、関係なくてこれは波と星空をイメージしたものといわれればそう見えるし...。
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片付け中でした。春の白樺林?
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うさぎ!にんじん!ピンク!
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ちょうど影になっていてわかりづらいですが、わたしはなーんかこの卵が気になりました。どうしてだかわかりませんが、中学生のときにはまっていた立原えりかさんの童話を思い出しました。それぞれの童話のあらすじは覚えていませんが、切ない感じというかさびしさだけが残っているんですよねえ。水色に赤って楽しげな色合わせのはずなのに、そのような印象を受けたのは、顔に表情が入っていないせいでしょうか?
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天使と兵士。黒一色だけど、インパクトたっぷりです。
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これも影になっていてわかりづらいですが...ワニ?
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これはいかにもロシアな卵。でも、水色と黄色という組合せが新鮮です。
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ラストは卵と新聞記事風デザイン。
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by monisha | 2013-06-14 22:54 | Moscow
シリーズ化してきた街角スナップ、モスクワその2です。
パリの場合、何度も行ったことがあるので空気感を意識する余裕がありますが、モスクワは何せ初めてなので毎日「ほ~~」「へーー!」の連続で、シチュエーションのおもしろさばかりが気になりました。

見た瞬間、我が目を疑った光景。
ええっ?犬かと思いきやリードにつけられたのはネ、ネコ?? ここはロシアだし、グレーだし、細身だし、ひょっとしてロシアンブルーでしょうか。犬の散歩は当たり前だけど、ネコの散歩って見かけないですよねえ。モスクワの冬は寒くて長いだろうし、春になって暖かくなったから少しは運動を...と連れてきたんでしょうか。飼い主のおにーさんは、かっこよさげな感じでした。
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さすがロシア!バレエをモチーフにしたショーウィンドーだ!嬉しくなって撮りました。ポワントの部分はピンクのサテンリボンで表現されています。
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劇場に貼ってあったモノクロポスター。主役のおにーさん、なかなか素敵なイケメンです。将来的におでこが後退しそうな雰囲気があるような気もしますが。
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こちらも同じ劇場。多分女性だと思うのですが...わたしにはロシア版三輪明宏に見えて仕方ありません。でも、三輪さん似ってことはこちらの方も実は男性だったりするんですかね?
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プーシキン美術館のすぐそばだけあって、額縁風デザインの噴水。観光客が次々と記念撮影していました。
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あっ、星の王子様のグッズ。そう思って本屋さんのウィンドーをのぞいてみると、文字はアルファベットではなくキリル文字になっていました。フォントの形がなんだか似ているせいか、意外と違和感ありません。
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by monisha | 2013-06-12 21:31 | Moscow