旅、ときどきネコ

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個人旅行、一人旅大好き。デジタル一眼レフによる旅先の思い出を中心に時々ネコの写真です。09年11月から半年間はドイツ滞在記をupしていました。

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オスタリーハウス、エントランスホール。

受付の感じの良いボランティアガイドさんに傘を預けたら出発。入るなり、エントランスホールの美しさに息をのみます。なんて美しい。でもこれは…ウェッジウッドのジャスパーウェアそのもの。

それもそのはず、オスタリーハウスを全面改築した建築家のロバート・アダムは1729-92、改築にとりかかったのが1761-1790まで。ウェッジウッドの創立者ジョサイア・ウェッジウッドは1730-95と、生年も没年もアダムとほんの数年しか変わらない、全くの同時代人。ウェッジウッドが会社を設立したのが1759年、ジャスパーウェアが完成したのが1773年。オスタリーハウス改築時期とこちらも重なっています。で、アダムにもウェッジウッドにも共通した、このギリシャ趣味って一体?

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ヴィクトリア&アルバート美術館にあった、18世紀のウェッジウッドのジャスパーウェアの壺。1790年頃の制作。オスタリーのエントランスと同じテイストです。

このギリシャ趣味は、新古典主義の特徴。18世紀後半から、それまでのロココの華美な様式に反発するかのように、文学、演劇、音楽、建築、絵画、彫刻といった様々な芸術分野で古代ギリシャや古代ローマの影響による新しい様式が見られるようになりました。新古典主義です。古代への関心の高まりは、考古学という学問の確立によりそれまで失われていた文明の遺跡が発掘され、芸術家たちが自らの目でギリシャ・ローマ世界の栄華に触れられるようになったのも一因だし、啓蒙思想が広がったのと同じ時期だったのも一因です。
18世紀から遺跡の発掘が体系的に行われるようになり、アテネ、ナポリ(ポンペイ、ヘルクラネウム)、パエストゥム(イタリア南部)、パルミラ(現シリア)、バールベック(レバノン), ダルマチア海岸(現クロアチア)といった地で遺跡が次々と掘り起こされました。美しい景観、フレスコ画、神殿、劇場、霊廟、彫刻といったものは図版によって再現され、数々の論文やその地を訪れた人々の旅行記などによって、ヨーロッパ全土に広まっていきました。

グランドツアー華やかりし頃もこの時代。グランドツアーから帰国した若者たちの中には、こういった遺跡で発掘された彫刻などの調度品を購入し、自分のカントリーハウスに持って帰ったケースもあります。ウェッジウッドのジャスパーウェアの中には、このようにして英国に渡った遺跡の埋蔵物を再現したデザインのものもあります。

で、突然出てきた「グランドツアー」という言葉ですが、1660-1840頃までヨーロッパでは、上流階級の若者が数か月から数年にわたってヨーロッパ各地を旅するという慣習がありました。「グランドツアー」で日本語でググってみると”グランドツアーイコールイギリス貴族!”というように書かれている文章もちらほら見かけましたが、あまり正確ではないようです。英国に限らず、ドイツ(当時ドイツという国があったわけではありませんが)や北欧でも、そして後には米国や南米の若者たちもグランドツアーに出かけました。そして、英国の場合も貴族に限定されたわけではなく、ジェントリー(地主階級)の子弟も出かけました。複数の使用人や馬車での移動など、大変にお金のかかる旅だっただけに、裕福さと自由の象徴でもありました。細かい旅程はそれぞれですが、パリ、ヴェネツィア、フィレンツェ、そしてローマは欠かせない場所でした。

…この四都市って、今の日本でもJTBやHISの添乗員さん随行ヨーロッパ一週間の旅とかでも定番の場所ですね。

(以上、メトロポリタン美術館Wikipedia英語版から抜粋翻訳)

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オレンジの煉瓦に挟まれた白い柱の部分がポーティコです。
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もう少し近くで見るとこんな感じ。

ロバート・アダム自身もグランドツアーへ四年間旅立っています。そして、オスタリーパークのエントランス外にあるポーティコ(玄関ポーチ)のモチーフとなったのは、グランドツアー中に立ち寄ったスプリットにあるディオクレティアヌス宮殿。…スプリット!去年クロアチア旅行中にわたしも行ったところ! 知らず知らずのうちに、アダムと同じ道のりを辿っていただなんて…感激です。21世紀のわたしにとっても、18世紀のアダムにとっても、古代ローマはきっと同じくらい遠い存在だったのでしょう。二百年以上前の人というと、ものすごく昔に感じるのに、その人たちにとっても古代ローマは大昔だったのだろうと思うと、不思議な感じがします。

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スプリットのガイドブックの表紙。アダムはこの中庭の影響を受けた?

新古典主義やグランドツアーの詳細は帰国してから調べましたが、アダムとウェッジウッドが同時代人ということは、前日にヴィクトリア&アルバート美術館に行ったときに知りました。別々に知っていたことが、ふとしたきっかけでつながって線になったとき、歴史っておもしろいなあとつくづく感じます。文学部とか教養学部に行ってた方がよっぽど楽しかっただろうに、何故大学のときに法学部に行ってしまったのか、と時々思います。法律には全く興味が持てませんでした。そして、せっかく神戸に引越して京都が近くになったんだから日本史に興味があったらさぞ楽しいだろうに…と思うものの、残念ながら現在の興味の対象はジョージア朝英国。好きな場所とか時代とか興味の対象は、自分で選ぶものというより恋に落ちてしまうもののようです。

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上下とも、スプリットの写真です。
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わたしが去年スプリットに行ったときは、古代ローマのコスプレをした人がいました。観光地でありがちな、写真を撮ったらお金をせびられる...ということになるのがイヤだったので後ろ姿だけですが。後に観光局のガイドブックを見たら同じ服装の人が載っていたので、実は観光局に雇われたバイトの役者さんだったりして?

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by monisha | 2012-06-28 21:56 | London
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絵葉書でよく見るのはこの光景?ロクルム島、アドリア海、そしてドブロブニクの街並み。

トリップアドバイザーってご存知でしょうか。「世界最大級の旅行やホテル・レストランの口コミ情報サイト」との触れ込み通り、なるほど、ありとあらゆる観光地やホテルについて世界中から口コミが集まっているサイトです。自分から投稿をしたことはありませんが、わたしも旅行前にはどこの観光スポットが行くべきかをチェックし、旅行後には自分が泊ったホテルや行った場所について他の方がどう評価したのか頷いたり首をかしげながらチェックするなど、よくお世話になっているサイトです。

そちらのサイトに、2011年にクロアチアのドブロブニクに行ったときの記事、『クロアチア旅行3:空よりも青い海』がおすすめブログとして紹介されました。
このページの右下の「お役立ちリンク集」の「おすすめブログ」にリンクされています。
バナーからも同じページにジャンプできます。
ドブロブニク
旅行口コミ情報

通常のバナーはオレンジ色のところ、「特に内容の充実した」ブログ用のシルバーを頂きました。誰かの目に自分の書いたものが目にとまるというのは、本当に嬉しいことです。立て続けに更新するかと思ったらピタッと半年以上音沙汰がなかったり、気ままな不定期ブログですが、続けていてよかった。

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ドブロブニクほどは知られていないけれども、トロギールの風景もなかなか。青い海とオレンジ色の屋根、白い壁という色合わせは同じです。教会の塔から海の方を見下ろしました。ダルマチア海岸沿いの町は本当にきれい。どこも映画のロケ地になりそうな美しさでした。

クロアチアに行ったのはもう一年近くも前のことですが、見どころがたくさんある素敵な場所でした。一番感激したのはドブロブニクの青い空と海とオレンジ色の屋根のコントラストですが、モダンな観光地としての姿とローマ時代の遺跡が入り混じったスプリットも興味深かったし、プリトヴィツェの透き通った青緑の水も美しかったし、ザグレブで泊ったホテルも雰囲気がありました。ヨーロッパに初めて行く方だったら、メジャーな観光地―ローマにパリにロンドンといったところをせっかくだから見てみたいと思われるでしょうが、三度目以降くらいだったらクロアチアもどうぞ候補に。

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スプリットの市場のおじさん。少々顔がこわいけど親切な方で、ブドウを試食させてくれました。この甘さ、太陽をたっぷり浴びているから?ザグレブの市場では皆さん割とクールでしたが、スプリットではニコニコ笑顔の方が多かったです。歩いているだけで楽しくなります。

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by monisha | 2012-06-25 23:02 | Croatia
昨日の続きです。
夕暮れどきのスプリットで過ごした時間が、先に挙げた三条件に当てはまるかどうか。

時間のゆとりはたしかにありました。ホテルにチェックインした後、博物館に行ってから予約したレストランに、というつもりでしたが、残念ながら行ってみたところ博物館はこの日は既に閉館していたので、突然ぽっかり時間ができました。
でも、このときの天気は日中ほどは暑くなく、日本と違って湿度が低かったような気がするなあ、以外肌感覚はあまり残っていません。
美味しいものを食べたのは、完全に日が暮れてからです。

...それなのに、なぜスプリットでのひとときは心に刻まれているのでしょうか。

印象深い時間となるか、わたしの中にはもうひとつ基準がありました。それは、④納得のいく写真が撮れた...です。あ、今いい写真が撮れたかも。そう思ったときは、そのときの状況を鮮明に思い出すことができます。

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一枚目は、仲良し兄弟たち。髪はかたや茶色のストレート、かたや金のくりくりと、大分違いますが、口元がそっくりだと思いません?遺跡の中で遊んでいる姿が、あまりにも可愛かったので声をかけてしまいました。
「ねえねえ君たち、写真撮らせてくれない?」
「xxxxxxxx Deutsche xxxxxxx!」およよ、ドイツ人みたい。でもわたしドイツ語は喋れないし...。
「ご、ごめん。わたしドイツ語できない」
「xxxxxxxxxxxxx! Papa! xxxxxxxxxxx」なんだかパパに助けを求めたみたい。
「どうかされましたか?」パパの声。よかったー、英語だ。
「あのー、ご子息の写真を撮らせていただけませんでしょうか?」
「Ok,ok」
「ありがとうございます!」

ということで撮らせてもらった写真です。撮ったあとに本人たちに見せると、照れたように笑い、パパの元に走って行きました。
「Danke schon!」と、一応お礼はドイツ語で。
「チュース!」ばいばーいと、ドイツ語で元気な声が返ってきました。



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二枚目は、女性と海。じっと海を見つめる女性がいたので、月と帆船をバックに後ろからそーっと撮りました。夕暮れどきのいわゆるマジックアワーって本当に空がきれいですよね。見方によっては寂しいかもしれませんが、わたしはこういった雰囲気がすごく気になります。シルエットだけで顔が見えないとか後ろ姿だけだと、どんな表情をしているんだろう、そこにはどんなドラマがあるんだろう、とかえって想像力が掻き立てられるように思うので。
この女性、待ち合わせの合間に海を見ているのか、帆船に誰かが乗っているのか。観光客か、地元の方か。待ち合わせだとしたら、誰を待っているのか。...いくらでも思いつきます。



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三枚目は、遺跡内に住むネコ。ブログ名が「旅、ときどきネコ」のわりには旅先であまりネコに出会っていないわたしです。そのため、スプリットでネコを見かけたときはうぉぉぉーっとめっちゃテンションが上がってしまいました。横にたたずむKちゃんそっちのけで、完全にネコに集中。ネコの目線にあわせてそーっとかがんだり、ゆっくーりと近づいてみたり、逃げられて悔しがったり。端からみたらかなり怪しい人だったかもしれません。...Kちゃんは何も言わなかったものの、恥ずかしい奴め、他人のふりをしたいなあと内心思っていたのかも。でも、ネコ+遺跡って心躍る組み合わせだと思いません?うちのニュンカさんと同じ柄だというのもポイントが高いところです。フラッシュが使えず、暗くてなかなかピントが合わない中、苦労して撮りました。

心に残る旅の時間は、人によって異なるのか。それとも、わたし以外の人も同じような条件を求めるのか。今度、一緒に旅行したKちゃんにどんな瞬間が心に残ったか、ふと思い出すことがあるか、聞いてみようと思います。

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by monisha | 2011-10-11 23:00 | Croatia
後から旅行のことを振り返ると、ふと思い出すのは、必ずしも有名な観光地を歩いているときのことではなく、何でもない瞬間だったりします。

カンボジア旅行を振り返ると、クーラーの利いたカフェで窓際の席に座りながら、突然のスコールをぼーっと眺めていたときのこと。午前と午後の観光の合間に、ホテルのレストランでナシゴレンを食べながら、天井のファンから来る風を浴びていたときのこと。
ケルンのクリスマス市に行ったときは、寒い寒い雪の日に、手袋をしても尚かじかんだ指先を、熱々のアップルタイザーで暖めながら飲んだときのこと。
ロンドンで、光のさんさんと差し込むぽかぽかしたティールームで豪華アフタヌーンティーで満腹になりながら、ポメラを打っていたときのこと。

こうして並べると、わたしの中で印象に残る旅の時間は
①時間のゆとり+②皮膚感覚+③美味しいもの
なのかなあと思います。

では、今回のクロアチアを振り返ると思い出す瞬間は?
一年後に同じ質問を聞かれたら答えはまた違うものになるのかもしれませんが、今のところは
A.夕暮れ時のスプリットを歩き回ったとき
B.ザグレブのカフェでコーヒーを飲んだとき
...の二つが思い浮かびます。

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Bのザグレブのカフェでの時間は、正しく上記の法則通り。ザグレブでは特に行きたいスポットというのもあまりなかったので、ガイドブックに載っているような場所に一通り行った後でも、かなり時間の余裕がありました。そのため、何に追われるでもなく、カフェで一時間以上はぼーっとまったり過ごすことができました。
そして、皮膚感覚。屋内の席を選ぶこともできましたが、わたしたちが敢えて選んだのは、外のオープンスペースのカフェ。灼熱のダルマチア地方とは異なり、九月上旬のザグレブは既に初秋。時折吹く、"肌寒い"の一歩手前の涼しい風を浴びたことを思い出します。
三つ目の条件、"美味しい"。わたしは基本的にはコーヒーは飲めないのですが、何故かザグレブでは飲めるような気がして頼んでみました。...ミルクたっぷりではありますが。すると、香りの芳しいこと、ほろ苦さの美味しいこと。こんなにコーヒーを美味しく感じたのは、ヴェネツィアのホテルの朝食以来です。

このときはお茶をしながら「この瞬間は、後々から思い出すだろうな」という予感がありましたが、本当にその通りになりました。


では、夕暮れどきのスプリットは?
スプリットでのひとときがなぜ印象に残ったかは、続きはまた明日。

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これまでの旅先で、記憶に残っているものや場所です。


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カンボジアでのスコール。ざーっと雨が降ると、少し気温も下がりました。

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ホテルのレストランで食べたクメール風焼きそば。連日ホテルのレストランでランチを食べたので、ウェイターのお兄ちゃんとすっかり顔見知りになりました。

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雪降る中飲んだリンゴ酒。ハンブルクでも飲みましたが、ケルンで飲んだときの方が美味しかったです。

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ロンドンのランドマークホテルのアフタヌーンティー。スコーンはプレーンとシナモンの二種類がありました。クロテッドクリームはコーンウォールが有名だそうですが、これはどこのクリームだったのか。バターより、クロテッドクリームの柔らかさの方がスコーンにはやっぱり合います。
...またロンドンに行きたいなあ。いっそ、ロンドンに住みたいなあ。
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by monisha | 2011-10-10 23:00 | Croatia
次の二つは、どちらもドブロブニクのものです。

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友人の持っていた地球の歩き方、わたしのタビトモ、2008年のFigaro切抜き、今夏のビザ会報誌切抜き、と4種類のガイドをクロアチアに持っていきましたが、その全てに掲載されていた刺繍屋さんBacanではテーブルランナーを買いました。1枚100クーナ程度です。

何種類もある伝統柄の刺繍のうち、一番難しいのは猫の足跡という名前のパターンだそうですが、ネコ好きのわたしでも足跡には見えませんでした...。代わりに選んだのは、クローバーとモミの木。思いっきりクリスマスっぽい色ですが、その方が却って飾る機会があるかと思ったので。一年中いつでもとなると、飾りすぎて飽きるか、そのうちにと思っているうちに存在を忘れてしまいそうです。コースターも可愛いしいいなあとは思ったのですが、1枚50クーナとそんなに安いものではありませんし、コースターは何枚かないと格好がつきにくかもと思ったので。

お店のご主人は、とにかくよくしゃべるおっちゃんでした。日本語と英語ちゃんぽんで話すのですが、妙な言葉ばかり知っているので笑い転げることに。
「ワタシ、マスオさん」「おくさん、オニヨメ」「ここ、おくさんのテイコク。おくさんオオガネモチ。わたし、いっしょうけんめいはたらく、だけどビンボー」でも、美人の奥さまを愛しているそうです。
かと思うと「日本の新しい首相をどう思う?」「前のfinance ministerだった人だけれども、どう評価している?」まじめな質問も聞かれました。

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「口コミ、だいじ」だそうで、テーブルかけ二枚で210クーナを195クーナと少し値引きしてくれました。ほかでも刺繍製品を見ましたが、親族の女性ばかり六人の職人さんが作っているという、このお店の手仕事はたしかに丁寧で綺麗でした。中に入ったら何かを買わざるをえない雰囲気が多少あることは否めませんが、良質のものではあると思いますので、ご興味があれば是非。

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壁に並ぶのはいかにも古そうな雰囲気のガラス瓶、レジにはコンピューター、その横にのど飴など。観光客用ディスプレイと実超的なものが混ざっています。

こちらもどのガイドブックにも載っているお店、世界で三番目に古い薬局、Ljekarna Mala Bracaのオリジナルコスメです。三番目って微妙な順位やなあと思ってググってみましたが、最古はイタリアのSanta Maria Novellaというのはほぼ間違いないみたいですが、二番目がどこかはよくわかりませんでした。正確な順位はわかりませんが、このマラ・ブラーチャは1317年創業とのこと、古いことには間違いありません。

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ここで買ったのは、ハンドクリームとリップバーム。評判がいいのはローズクリームだそうですが、顔に塗るものはトラブルがあったらこわいので。ハンドクリームは爽やかな柑橘系、リップバームはバニラの濃厚な甘い香りが心地よかったです。リップバームの方が小さくて軽いのでお土産向きかも。ハンドクリームはガラス容器なので、重いし割れるのではとヒヤヒヤしました。リップバームはかなり長い間しっとりしていたので、これからの季節に特によさそうです。

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by monisha | 2011-10-08 23:00 | Croatia
衣類に次いで、女性の喜びそうなものを。

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クロアチアでは、どこの町のお土産屋さんに行ってもラベンダーグッズがありました。デザインも基本的には一緒で、異なるのはサシェに書かれている都市名だけ。どこでも売っているものだったら、逆にどこで買えばいいのでしょうか?
わたしたちは、スプリットの青空市場で買いました。ガイドさんがこの屋台のおばあちゃんは毎朝近くの島から通勤していて、自家栽培のラベンダーを使っているから新鮮で特に香りがいいですよ、と教えてくれらので。外袋が一緒だったら、たしかに中身がいい方を選びたいものです。

ラベンダーは誰からも好まれる香りと言いますが、実はわたしは苦手。子供の頃、図書館で借りた本に憧れてポプリを洋服ダンスに入れていたところ、時間が経って香りが弱くなったのか、ポプリに虫が大量発生したという恐怖体験があるので。
ですが、このおばあちゃんのラベンダーは摘んでからあまり長く経っていないせいか、市販のものより清々しい香りで、わたしにとっても良い香りと思えるものでした。ぐしゃぐしゃっと揉むと、さらに香りが強まります。

市場では値引き交渉が可能で、提示価格の10-20%引きや目安だそう。こういった場合、世界中どこでも同じかと思いますが、たくさん買うほどおまけ率も高いみたいです。旅に同行者がいるようでしたら、一緒にまとめ買いがお勧めです。ご参考までに、サシェの定価は20クーナでした。

「わたし4つ、彼女5つ、あわせて9つ買うけど値引きしてくれる?」
「OK、OK!! xxxxxxxxxxxxxxxxx」ドイツ語で何か言われました。
「え、えーと...。OKってことは値引きしてくれるんやろうけど、なんて言われたんやろ??Kちゃん!ノートか何か書くもの持ってへん?」こういうときは筆談が一番確実です。おばちゃんがノートに書いたのは180。だったら全然値引きになってませんが...?
「xxxxxxxxxxxxxxx!」そう言いながら、わたしたちに一つずつサシェをくれました。えーと?......。そうか、わかった!
「180クーナだけど、ひとつずつおまけして合計で11個で180クーナにしてくれるって意味やわ!」筆談するほどでもなかったかも?いえいえ、やっぱり数字は紙に書いた方が確実です。
「どうせなら自分の好きなサシェの方を選びたいし、こっちにしてもいいですか?」一応英語で話しかけているものの、身ぶりの方が伝わっているような気がします。

一旦買物を終えお店を出た後、せっかくだから写真を撮らせてもらおうとお店に戻ったところ、御覧の通りの笑顔。自分からポーズをとってくれました。カメラのモニターの写真を見せると、「まあまあ美人に撮れてるじゃないの!」とばかりに、背中を叩かれ嬉しそうに何か言われました。
スプリットの青空市場はそんなに広くないし、宮殿のすぐ近くにあるのでこのお店もすぐにみつかると思います。ザグレブの市場ものぞきましたが、スプリットの方が全体的に皆さんフレンドリーで明るい雰囲気。こちらでの方が楽しくショッピングできるように思います。

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by monisha | 2011-10-05 23:00 | Croatia
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ザグレブ土産は、ハートモチーフだらけ。こういったデザインだったら、男の子用でも可愛いです。

世界中、どこの観光地でも売っている超定番、Tシャツ。サンフランシスコに住んでいた頃、7枚10ドルのTシャツをお土産にしたり、自分のパジャマにしたっけ。
1歳と3歳の親戚のちびたちのお土産、いつもはぬいぐるみやおもちゃを買って帰るのですが、今回はめぼしいものがみつかりませんでした。そこで買ったのが、Tシャツ。ザグレブの中心地と駅の地下にあるお土産物屋さんの両方を見ましたが、駅の方が60クーナ(街中は80クーナ)と安く、デザインも可愛いものがありました。実際着て洗ってみないと、びよびよに伸びるかぎゅーっと縮まってしまうかわかりませんが、とりあえず触ってみた感じでは、割合にしっかりした記事でした。

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アドリア海沿岸部ではあまりに暑かったので、自分用にもTシャツを買ってしまいました。ダルマチア地方は、ダルメシアン発祥の地。ディズニーの101匹わんちゃんでらぶりーなイメージがありますが、実際は獰猛な狩猟犬だそうです。ザグレブ市内で散歩中のダルメシアンを二匹見かけました。一匹は賢そうで、飼い主の赤いピンヒールのきれいなおねーさんの言うとおり颯爽と歩いていました。もう一匹は...ちょっと残念な感じ。飼い主のおばさまがいくらリードを引っ張っても、別の方向にすぐに行こうとしたり、落ち着きのない様子でした。同じ犬種でも、性格がさまざまみたいです。

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by monisha | 2011-10-03 23:00 | Croatia
毎回旅行に出るたび、家族、親戚、友人、会社の人たちなど、たんまりお土産を買ってしまうわたし。おかげで、出発時には頑張ってなんとかスーツケースを軽くしても、帰国時には上に座って無理矢理鍵をかけないといけないくらスーツケースはパンパンです。今回こそ、超過料金をとられてしまうのではとヒヤヒヤするほど重たくなっています。でも、クロアチアの場合はガイドブックを見ても載っているお土産の種類が少ないし、実際に行ってみても心ひかれるようなちょっとした可愛いものはあまり見かけませんでした。
今回はいくらショッピング大好きのわたしでも、買うものはあんまりないなあ。ついに、スーツケース20kg以内で帰国できるかも?そう思っていたものの、気づくと細々した買物がたまり、結構な量になっていました。...いつの間に?? もう人に渡してしまい、手元にないものばかりですがクロアチアでのショッピングをご紹介します。

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まずはネクタイ。
クロアチアのネクタイ屋で一番有名なのはCroataという店で、有名観光地(スプリット、ドブロブニク、ザグレブ)各都市にありました。一本400クーナ。クロアチアの伝統柄とモダンなラインの両方があり、特に伝統柄は上品な使いやすそうな色あいのものがそろっていまいた。伝統柄のネクタイには小さなカードが付いていて、その柄の意味や由来が英語で書かれています。

では、なぜネクタイなのか?クロアタに置いてあるペラには「ネクタイ発祥の地はクロアチアはということをご存知でしたか?」とあります。
トルコからの襲撃などで国境を守る必要性から、クロアチアの兵士たちはその勇猛さで知られるようになり、ドイツ三十年戦争の頃(1618-48)には傭兵としてその名を馳せるようになっていました。三十年戦争での功績が認められ、クロアチア兵はフランスにも活躍の場を広げ、1667王を守るRoyal Cravatesという部隊が結成されたほどです。一般兵は粗い布地を、士官らはきめの細かい綿や絹を巻くという違いはあったものの、クロアチア兵は首にスカーフを巻いていました。軍服がなかった当時、クロアチア兵を他から見分けるのに役立ちました。
最初はCravatesは「クロアチア人」を意味する言葉でしたが、転じて男性が首に巻くスカーフを意味するようになります。そのきっかけは、太陽王ルイ14世。それまでフランスで使われていた、糊の利いたレースのハイカラー(エリザベス女王の肖像画を想像してください)よりずっと美しく実用的だったことから、クロアチア風スカーフを巻くようになったのです。当時、ヨーロッパでも最も権勢を誇る王がクラバットを身に着けたことから、この新しいファッションはヨーロッパ中に広がることになります。まずはベルギーとオランダ、そして海を渡って英国にも伝わりました。
では、なぜそもそもクロアチア兵はスカーフを巻いていたのか?若い男女が信頼の証に相手の首にスカーフを巻く習慣があったとか、戦地に向かう婚約者にスカーフを巻いたところ無事帰ってくることができたとか。...まあ、なんてロマンチックな。

以上、このサイトとクロアタのパンフレットから引用

なるほど、たしかに17世紀以降の肖像画を見ると、どの男性もクラバットを巻いて(絞めて?)います。ヨーロッパのある地域で生まれた風習が、まわりまわって21世紀の今も、世界中で男性の正装の一部とされているなんておもしろいですね。

ネクタイは何本あっても(よほど奇抜なものでない限り)邪魔にはならないと言いますし、おじいちゃん、お父さん、ご主人、お兄さん、彼などのお土産にいかがでしょうか。

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クロアタ、ドブロブニク店の外観。モノクロに赤く色抽出しました。

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by monisha | 2011-09-30 23:00 | Croatia
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ノシュトロモのインテリア。シェフが有名人だそうで、いたるところに写真や肖像画がありました。

クロアチア旅行で一番楽しみにしていたのは風景。次いでザグレブで五つ星ホテルに泊まることでした。決して鉄ではありませんが、オリエント急行という響きを耳にしただけでなんだかわくわくします。
逆に、そこまで期待していなかったのに、予想外によかったのはご飯。アドリア海沿岸部は向い側にあるイタリアの影響を色濃く受けているようで、トマトとオリーブオイル、シーフードを生かした料理が中心でした。

旅行中に一番美味しかったご飯は?Kちゃんと帰りの飛行機で話しましたが、なかなか結論は出ませんでした。でも、候補にあがった料理は二つのレストランのものに絞られました。
片や、スプリットのNostromo。片や、ドブロブニクのLokanda Peskarijaです。

スプリットのノシュトロモは、魚市場の目の前にあります。シェフが有名人らしく、レストランのいろいろなところに写真が飾ってありました。でも、有名店といっても気取った雰囲気では全くありません。

「ガイドブックに載っているし、美味しいらしいから予約した方がいいのかなあ?」
「でも、このホテルにはコンシェルジュなんているわけないよね」スプリットで泊ったのは、立地だけはよいもののエアコンもシャワーカーテンもないホテルでした。
「町をぶらぶら歩く際、お店の前を通って直接予約しようか?」
ということで、お店に行ってみると入口のところにちょうどウェイターさんがいました。
「すみません、八時に二名で予約をお願いしたいのですが」
「OK、では後ほど戻ってきてください」
えらくあっさり予約できました。人気店じゃなかったの?満席ってこともないの??少々首をひねりながら街中に向かうとKちゃんに指摘されました。
「ねえ、ところで今名前も何も伝えなかったけど大丈夫?」あ!たしかに!慌てて引き返しました。
「あのー、先ほど名前も何もお伝えしていませんが」
「大丈夫です、いらしたらわかりますよ」ええっ?初めてなのにか、顔パス?おお、すごい記憶力。さすがプロやなあ。一瞬感動しましたが、よく考えたらスプリットではアジア人をほとんど見かけませんでした。ただでさえ珍しいアジア人女性二人組で、一人は小さくまるく、もう一人はほっそり背が高めという対照的なコンビとなると、余計に印象深い組合せだったのかもしれません。

約二時間後にレストランに戻ると、本当にちゃんと覚えていてくれました。一階はバーのため、案内されたのは中三階のテーブル。キッチンは二階にあるため、熱々ほっかほかの料理を運んでくれました。
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ここで美味しかったのは、たこのサラダとリゾットです。簡単にかみきれる柔らかいたこにレモンとケッパーの爽やかな酸味、オリーブの塩気がアクセントの絶妙な組み合わせ。リゾットは晩にクリーム味のシーフードミックス、翌日のランチにイカスミの二種類を食べましたがどちらもよかったです。量がかなり多いので、一人で一皿というよりリゾットと何かを頼んで二人でシェアすることをお勧めします。イカスミの方はオリーブオイルの香りが豊かで、こくがあるのに飽きる味ではないのが不思議でした。
逆に、お勧めしないのはムール貝。結構いいお値段でしたが、ムール貝だけではなくあさりやはまぐりも入れて嵩増ししていました。味自体はワインが効いて美味しかったのですが、ちょっとぼたくられた気持ちになってしまいました...。
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ドブロブニクのロカンダ・ペスカリヤは、たくさんのボートの停留する波止場に面した屋外レストラン。空いている席に適当に座ると、そのうちにウェイターさんが来てくれます。大雨のときとか、天候が荒れているときはどうするのか気になりました...。ガイドブックに載っているお店ですが、ガイドさんにもドブロブニクで一番お勧めと教えてもらいました。料理の数は十数個とかなり限られているのですが、その分どれも美味しいそうです。

結局私たちが食べたのは、たこのサラダとリゾット。...先ほどのノシュトロモのときとまったく同じ組合せですね。あまりにも美味しかったので、別のレストランでもまた頼んでしまいました。食べ比べしてみたかったですし。スプリットのシーフードリゾットはクリーム味でしたが、今度はトマト味。全く別の雰囲気で、こちらもとっても美味しかったです。最初に鍋が来たときには、ガイドブックと比べて具剤をけちっている??と疑ってしまいましたが、失礼しました、下の方に埋まっているだけでした。イカ、エビ、ムール貝、たっぷり食べごたえあります。
隣りのテーブルの方が食べているのを思わずちらちら見てしまいましたが、蒸しムール貝も大きくかなり美味しそうでした。あさりやはまぐりが混ぜてあることもありませんでしたし。日本でレストランに行って屋外の席を選ぶことはまずありませんが、白いパラソルの下で青い空と海を見ながら食べるご飯は格別の味。蚊にさされることはありませんでしたし、ダルマチア地方に行かれたら一度は外でご飯をどうぞ。

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城壁から見た眺め。白いテントの下に、ロカンダ・ペスカリヤのテーブルがあります。


でも、真のナンバー1はこちらかも...と思うものが他にあります。




料理ではありませんが、食材として一番美味しかったのは牡蠣。ガイドさんが穴場の養殖場に連れていってくれて、海からとれたばかりの牡蠣にレモンをしぼって食べました。こんなに大きいのに1個わずか5クーナ。スプリットなど北の方からドブロブニクに向かうと途中でボスニア・ヘルツェゴビナ領に入りますが、またすぐに国境を越えてクロアチアに戻ります。養殖場は国境を越え、クロアチア領に入ってすぐの場所にあります。団体ツアーでまず立ち寄ることはないでしょうし、個人で旅行していてもバスなど公共交通機関だと素通りです。個人ツアーか、自力で車を運転していないと行くことの出来ない場所ですが、機会があれば是非行ってみてください。横のテーブルでは国境での勤務明けか、制服姿のままの警察官がビール片手に牡蠣を楽しんでいました。
肝心の牡蠣の味は?...わたしの生涯で最高の味。魚介類特有の生臭さはゼロ。海の香りと牡蠣の旨みしか感じません。これからもうちょっと車に乗ると思うと、酔うのが怖くて3つしか食べられませんでしたが、本当におなかが空いていたら10個くらいいけたかも。
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by monisha | 2011-09-27 23:00 | Croatia
今回のクロアチア旅行では、二つの五つ星ホテルに泊まりました。普段は個人手配の旅ばかりしていますが、今回の旅行は一部ツアーに申し込み。ツアーだと移動手段や日程やら、全部旅行会社が手配してくれるので楽ではあるのですが、難点は時間やホテルの融通が利かないところ。おかげで、クロアチア到着初日のザグレブとスプリットでは、とっっってもシャビーなホテルにも泊ることになりました。

ザグレブで泊ったHotel Lagunaは駅から離れている上に、部屋が狭くなんだかどんよりと陰鬱な雰囲気。一番驚いたのは、コンセントを差し込める予備のプラグがひとつもなかたこと。カメラの中に入っている電池がひとつ、予備をふたつと、旅行のときにはE-620用の電池を三個持ち歩くわたしですが、夜のうちにフルに充電しておかないと不安になります。仕方なく、どうせ見ないだろうとテレビの電源を引っこ抜き充電に使いました。
スプリットで泊ったHotel Bellevueは、立地自体は抜群です。旧市街の一部になっているし、首を伸ばせば部屋から海も見えます。ガイドブックに必ず載っているシーフードが美味しいレストラン、Nostromoには歩いて二分です。しかしここも部屋が狭く、スーツケースを開くスペースがないほどです。バスタブにシャワーカーテンが何故かないため、バスルームを水浸しにしないためにはかがんでシャワーを浴びるしかないというのも難点。スプリットは真夏の陽気だったのに、扇風機がないのもマイナス材料。一晩つけっぱなしで寝ましたが、それでも朝は暑くて目が覚めるほどでした。


一転して五つ星ホテル、ひとつめはドブロブニクのRixos Libertasです。ホテルのロビーに着いたとたん、本当にここが今日の宿?昨日とのギャップは何??そう言いたくなるほどの素敵さでした。ガラスをふんだんに利用した、太陽の光がさんさんと降り注ぐ明るい建物。崖から海を見下ろすという立地のため、客室は全室オーシャンビュー。チェックインし部屋に入ったときにはちょうど窓から夕焼け空と海が見えました。客室のインテリア、ホテルの内装ともに白を基調にした開放的雰囲気。ホテルに入った瞬間からリゾート気分が味わえます。
ツアーの詳細とホテルが決まった際、ネットでホテルをもちろん検索しました。そのときにもほほう、よさげやなあと思いましたが、ここまでいいホテルだとは...。スケジュール上、一泊しかできませんでしたが三泊、せめて二泊はしたかったところです。
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チェックインしたとき、部屋に付属のベランダからはこんな空が見えました。
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朝はこんな感じで太陽がベランダに降り注いでいます

ふたつめの五つ星ホテルは、ザグレブのRegent Esplanade。日本で見かけた全てのクロアチアガイドブックに載っていた、老舗ホテルです。駅のすぐ隣りという立地から、オリエント急行の時代にはその乗客たちが愛用した歴史を感じる宿です。ヨーロッパの都市では、駅周辺は治安が悪いことが多いのですが、ザグレブは違いました。非常に安全な雰囲気で、夜遅くまでで屋外カフェを楽しむ人たちで賑わっていました。リージェントはリクソス・リベルタスとは打って変わり、落ち着いて重厚な雰囲気。ロビーでは大理石やシャンデリアが目立ち、客室はベージュを基調としてワインレッド、モスグリーンなど、彩度と明度が低い色でアクセントをつけています。廊下にさりげなくオリエント急行のモノクロ写真を飾ってあるのもポイントが高いところです。
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では、ふたつのホテルの差は?...泊ってみた印象は、ドブロブニクのリクソス・リベルタスはまだ新興にすぎず、ザグレブのリージェントには老舗ならではのさすがの風格と気品があるということ。具体的にどういったところからこのような印象が生まれたかというと、サービスの違いです。
リージェントでは朝食ビュッフェテーブルには卵料理がなく、テーブルにあるメニューから選べるようになっています。ああ卵が食べたいなあ、そう思ってメニューを手にとっているとさりげなくウェイターさんが近寄ってきてオーダーを聞いてくれました。コンシェルジュさんが落ち着いた雰囲気なのもいいところ。フランクフルト行きのフライトのためにザグレブ空港に到着しないといけない時間を尋ねたときも、非常に丁寧に教えてくれました。チェックインの際に立ちっぱなしのホテルが圧倒的に多い中、落ち着いて椅子に腰かけながらというのもいいなあと思いました。チェックアウトの際も、フロントの方がにっこりとお気をつけてお帰りください、というようなことを言って見送ってくれました。
わたしではなく一緒に旅行したKちゃんですが、リクソスではフロントの対応がひどかったそうです。ポストカードを投函しようとフロントに切手について尋ねたところ、フロントでは売っていないと言われたそうです。切手を扱っていないホテルという時点でそれってどうなんと思いますが、それを申し訳なさそうに言うのであればまだわかります。しかし、そのフロントの女性は下のフロアの売店に行けば?とめっちゃ無愛想に告げるだけだったそうです。気の利いたホテルだったら、たとえフロントで売っていなかったとしても売店に電話して確認くらいしてくれると思うのですが。そういえば、ロビー周辺での従業員の方同士のおしゃべりが多いのも少し気になりました。

立地だけを考えたら全室オーシャンビューというリクソスに軍配が上がるはずなのに、総合での満足感に勝ったのはリージェントでした。ホテルにやはりサービスを求めてしまうのは自分が日本人だからなのか、それとも他の国々の人も最終的にはサービスを求めるのか。気になるところでした。


りなみに、Regent Esplanadeに泊ることを決めた際、複数の予約サイト(わたしがよく使うBooking.com、有名サイトExpedia)など複数を見比べましたが、結局一番安かったのはホテルの公式サイトのレートでした。早期申し込みだと正規料金から20%オフ。二人部屋としては一番安い部屋で予約したところ、空いている時期だったのか、少し広めの部屋にアップグレードしてくれたような気がします。ドアに貼ってある非常出口を含むフロア平面図を見たところ、わたしたちの部屋は他より少し大きめの角部屋だったので。朝食なしのプランで申し込みましたが、現地で一人24ユーロで朝食を追加することもできました。代理店経由だとコミッションをとられてしまうしホテルを自分で手配!という方は、候補ホテルを一旦決めた後に複数サイトを見比べることをお勧めします。

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ホテルのさらなる写真はこちらです。
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by monisha | 2011-09-24 23:00 | Croatia